人事部長は見た!成績トップで入社した女子社員23歳が「60日で会社を去った」まさかの理由――仰天ニュース傑作選
日刊SPA! / 2024年9月14日 8時45分
過去5万本の記事より大反響だった話をピックアップ!(初公開2023年8月2日 記事は取材時の状況) * * *
オフィスでよく問題になるパワハラ。一般的には上司から部下に対しての常識を超えたハラスメントがほとんどです。しかし、オフィスにはモンスター社員という呼び名の厄介者も時折、見受けられます。
手のつけようがない有害な社員とでもいうのでしょうか。今回は、ちょっと変わったモンスター社員に振り回された上司のエピソードです。
◆期待の新人は帰国子女
広告代理店で人事部長を務める佐伯さん(仮名・48歳)は、毎年優秀な人材を集めるために四苦八苦していました。
「私たち人事はこの時期、すなわち就職活動が活発になる頃が一番忙しくなります。大企業ならともかく、ウチみたいな中小企業だと優秀な人材を確保するために、あの手この手で動かないといけないんです。でも、今年は広報に帰国子女の逸材が入社してきたんですよ」
その逸材は、女性社員の宮内さん(仮名・23歳)です。なにせ、大学時代は某大学のミスキャンパスに選ばれた美貌と、中高生をイギリスで過ごした国際的な感覚や語学力など、入社前から評判が高かったそうです。
「もちろん他にも優秀な新入社員は入ってきたのですが、面接の時から宮内さんはその受け答えや仕事のビジョンが抜きん出ていましたね」
◆直属の上司も太鼓判
宮内さんの直属の上司は、広報課長の柴田さん(仮名・34歳)。彼も大学時代にL.A.の大学でマーケティングを専攻した国際派です。
「柴田くんに宮内さんの第一印象を聞いてみたのですが、一言『合格!』と言っていました。顔合わせの時に、いきなりSNSを用いたBtoCの広報戦略について提案したそうです。従来の社員にはない日本人離れした積極姿勢を大変評価していましたね」
柴田課長は、前評判通りの彼女を高く評価し、自身の営業に帯同させるなど、宮内さんは幸先の良いスタートを切りました。
「柴田課長がわざわざ自分の営業に同行させたり、今年の新人は優秀だと言って回るくらいの人材だったみたいですが、不思議なことに、柴田課長以外からの評判はあまり聞かなかったんですよね……。柴田課長がひいきにしていたせいなのか、何なのか、まあ仕事が順調なら良かったんですけどね」
◆えっ?突然の退職届
ところが、ゴールデンウィークが終わり5月も末を迎えようとしていたある日、人事部の佐伯さんに1通の内容証明が届いたそうです。その差出人は広報課の宮内さんからでした。
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