“セクシー女優”を取材しまくる44歳女性。「前職や過去の経験」をライターとして強みに変えて
日刊SPA! / 2024年9月19日 8時44分
「過去の“繋がり”から頂いたお仕事ばかりでしたね。当時はmixiで毎日のように日記を書いていたんです。飲み会や仕事で知り合った人たちがその文章を読んで『面白いよ』と言ってくれていたので、『フリーランスのライターになります』と宣言をした際に『じゃあ、うちで書かない?』って流れですね」
ライターとしての仕事は過去の繋がり=アダルト系ジャンルである。ギャラは決して高額ではないそうだが、金額面は気にせず、可能なものは受けるようにしていたそうだ。
とはいえ、ライターの仕事で生活するためには、量を獲得する必要がある。
「フットワークを軽く、可能な限り多くの人と会うようにしてきました。飲みの席に誘われたら絶対に行くし、『こういう仕事でアシスタントを募集している』と聞けば、やるようにしていました。人を紹介してほしいと言われたら、連絡先を繋げて終わりじゃなくて、2人が対面する場面にも立ち合うようにもしていました。そうすれば、さらにご縁が広がるから」
そのうち、繋がりがどんどんと広がり、仕事が増えていったという。そんな繋がりが、あとになってプラスに働くことも。
「たとえば、よく行っていた立ち飲み屋さんには多くの若手芸人さんがアルバイトしていたのですが、途中で芸人を諦めて実業家になった方も多くて。アダルト系ジャンルの媒体や仕事の場合、相手から掲載を嫌がられてしまうこともあるのですが、その実業家の方がやっている店などは、いまでも取材先として協力してもらっていますね。これも今まで出会った人たちとの繋がりを大切にしてきたおかげかなって」
ここまで話を聞いていると、もちづきさんは常に先を見据えて行動してきたように感じるが、本人は「そんなに計算していたわけではないんですけど……」と話す。
ライターとして「自分の強みがわからない」という人は少なくないかもしれないが、今まで自分が歩んできたキャリアを大切に。すぐに何かに役立つようなスキルを学ぶことだけではなく、遠回りに思えても地道な努力を続けることこそが、いつか“強み”にもなるのかもしれない。
<取材・文/松本果歩、編集・撮影/藤井厚年>
―[“取材ライター”で文字単価を10倍稼ぐ方法。プロが本気で教えます]―
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
村重杏奈が「使いやすい」とTVスタッフに好まれるワケ。アイドル時代はイマイチながら1番組きっかけでブレイク
女子SPA! / 2024年11月9日 15時46分
-
元東京国税局職員のライターが提言「30代後半でもフリーランスで成功する」方法
日刊SPA! / 2024年11月6日 8時51分
-
フリーランス200人に聞いた!独立して後悔したことランキング
PR TIMES / 2024年11月5日 12時45分
-
覚せい剤で逮捕、“13年間獄中”で過ごしたセクシー女優。「5か月で3000万円稼いで全部薬物に使いました」
日刊SPA! / 2024年10月30日 15時53分
-
元セクシー女優が「昼職に転職してからの苦悩」を暴露。“過激な画像”を要求されることも
日刊SPA! / 2024年10月26日 15時53分
ランキング
-
1煙草を「のむ」ってわかりますか?古い注意書から気付かされた日本語の変化
よろず~ニュース / 2024年11月24日 12時10分
-
2小泉孝太郎がやっている「納豆の最高においしい食べ方」 タレ半分、“あるもの”をたっぷり
Sirabee / 2024年11月22日 16時15分
-
3ナッツを食べると認知症予防になるのか…理想は1日30g
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月24日 9時26分
-
4品川イオンスタイル「最強フードコート」の実態 太っ腹にも程がある?自由すぎる食のスポットだ
東洋経済オンライン / 2024年11月24日 12時0分
-
5「既婚者よりも経済的に余裕がある」だけじゃない…末期がんの医療ジャーナリスト(59歳)だから気づけた「独身がん患者」のメリット・デメリット
文春オンライン / 2024年11月24日 6時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください