社交辞令で褒めるとき、例えばゴルフがヘタな上司に「すごいですね!」はNG。気分をよくさせる、ひろゆきが考える“ズルい”言いまわし
日刊SPA! / 2024年9月20日 8時46分
ひろゆき氏
仕事やプライベートで「なぜかうまくいく人」は、どんな言葉を使っているのか? 実は賢い人ほど、相手から期待通りのリアクションを引きだす「ズルくてうまい言いまわし」を日頃から駆使している。
どんな言葉を使えば物事がスムーズに進むのか? 様々なシチュエーションごとに「ダメな言い方」「うまい言い方」を解説した、ひろゆき氏の新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし』から、テクニックの一部を紹介しよう。
◆ゴルフがヘタな上司を、気分よくさせる方法
上司が最近ゴルフを始めたらしくてスコアを自慢してきた。昔からやっている自分からすればたいしたことないスコアだが、うまいこと褒めないといけないし、へんな言い方をするわけにもいかないので意外と難しい……。年上に対してうまいこと褒める言い方はないか?
◆社交辞令で褒めるシーンには、2種類のパターンがある
人を褒めたほうがいいときってありますよね。部下のやる気を出させたいので褒めることもあれば、上司に花を持たせるために社交辞令で褒めなきゃいけないことも。
前者はよくあるパターンなのですが、面倒くさいのは後者のほう。年配であればあるほど経験を積んでいるので、「すごいですね」とか適当に返したり、へんに誇張して褒めると、へそを曲げて嫌みを言ってきたりする人もいます。正直、面倒くさいですよね。
そういうときには、2種類のパターンがあります。
「言ってほしいことが決まっている場合」と「褒め方を工夫しないといけない場合」です。
まず、前者の場合。例えば「海外旅行でスキューバダイビングにいったよ」といった自慢話ですが、こういうパターンは特に気を使った褒め方をしなくても、相手の言ったことを普通に褒めていれば相手も満足するし、コミュニケーションが成立します。
強いてポイントを挙げるなら、褒めるときに具体的なことを加えることです。例えば、「すごいっすねー」の後に、「自分も行ってみたいです」とつけたり、「富士山に登ったんだよね」と言われたら「僕も頂上から景色を見てみたいですねー」と言うとか。ゴルフのスコア自慢とかも「上達早いですね!」とかで十分です。誰と比べてどうこうではなく褒めればいいだけなので、上達が早いという点を褒めればいいと思います。
◆褒め方を工夫しないといけない場合とは?
逆にテクニックが必要なのは、褒め方を工夫しなければいけない場合です。例えば取引先の権力者など相手からの覚えをよくしたいときですが、こういう場合は具体的な褒めポイントを加えるだけでなく、相手を観察しておくことが必要です。
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