借金200万円を抱えてパチプロになった48歳。ライバルがいない“パチンコ過疎地域”で打ち続けた結果…
日刊SPA! / 2024年9月20日 8時53分
写真はイメージ
朝から晩までパチンコやパチスロを打ち、勝ち金で生活をするパチプロ。20代ならまだしも、30代、40代となるにつれ、世間の風当たりの強さに足を洗う者も多い。気ままな稼業の代名詞とも言われる彼らは、一体どんな人生を歩んでいるのだろうか。
◆生き馬の目を抜くことが求められるパチプロ
筆者はこれまでに何人ものパチプロに出会ってきた。彼らに共通しているのは、一般の客が注目しないようなことにしっかりとフォーカスし、少しでもオイシイポイントがあれば、キッチリとその“旨味”を搾り取るということ。まさに「生き馬の目を抜くがごとし」といったところか。
その昔、あるパチプロは「7枚交換、データカウンターなし」という店でひたすらに勝ちを重ねていた。交換率もデータを読めないこともプロにとっては不利でしかない。だが、「なんでそんな店で打ち続けて勝てるんですか?」と筆者が聞くと、彼は「競合するプロが絶対にいないから。データなんて、ずっと店にいて自分でつければいい」と、サラリと言い放った。
◆就活で全滅となり潜り込んだ先は…
今回、話を伺ったのは元パチプロの岡本昌さん(仮名・48歳)。彼は200万円の借金を抱えた状態でパチプロになったという。果たして、どのような経緯でパチプロになることにしたのだろうか。
「私が大学卒業したのは2000年で、いわゆる氷河期世代ってヤツですね。出版社か新聞社志望で就職活動をしたんですが全滅で……。全国紙の新聞では最終面接で落ちて、さてどうしようかと思っていたところ、知人の紹介でとある攻略誌の編集部にもぐりこむことができたんです。パチンコもパチスロもけっこう好きだったし、当時のパチンコ・パチスロ雑誌ってどこかサブカルなノリがあったので、入れることが決まったときは“ラッキー!”くらいな感じでした。でも入ってみたら、職場は超絶ブラックな環境。残業しようが徹夜して泊まり込みで仕事しようが、決まった日当の金額しかもらえなかったんです……」
そんなブラック企業であっても、新台や解析情報は一般の人よりも早く触れることができたり、仕事でパチンコ・パチスロを打つこともできたりと、岡本さんにとっては願ったりな仕事であったという。
「キツかったですけど、楽しかったですね。仕事でパチスロ打って、仕事終わったらプライベートでパチンコ打って、そのまま会社に戻ってまた仕事。今じゃ考えられないくらいブラックな環境でしたが、パチンコ・パチスロ雑誌であっても、一応はメディアなわけですから、編集やライティングといった仕事に携われていたこともあって、やりがいを感じていました」
この記事に関連するニュース
-
キレイな自分は“偽りの姿”…美女コスプレイヤーが「67キロ」になって気づいた人生で“本当に大切なもの”「かわいいよりも『おもしろい』と言われたい」
文春オンライン / 2024年10月14日 11時10分
-
パチンコ店の「サクラ」で荒稼ぎした47歳。“客を裏切り続ける店長”が手にするカネは…
日刊SPA! / 2024年10月6日 8時52分
-
パチスロ依存で借金三昧の夫が消えた!「失踪中で、離婚さえできない」工場勤務で食いつなぎながら、サロン主宰の「夢を叶えた原動力」とは
OTONA SALONE / 2024年10月5日 19時0分
-
48歳元パチプロの「その後の人生」。借金200万円をパチンコで返そうとした結果は…
日刊SPA! / 2024年9月25日 8時53分
-
田口淳之介、山本裕典も…パチンコ店の“やらかしタレント”来店イベントがバブルなワケ
週刊女性PRIME / 2024年9月21日 11時0分
ランキング
-
1パチンコ・パチスロ「大規模な規則改正」で業界に激震。低迷が続くパチンコの復活はあるのか
日刊SPA! / 2024年10月19日 8時25分
-
2連続強盗、横浜の強盗殺人事件で22歳の男を逮捕 神奈川県警
産経ニュース / 2024年10月19日 23時1分
-
3首都高湾岸線・多摩川トンネルで車7台絡む事故、男性1人が死亡
日テレNEWS NNN / 2024年10月19日 21時55分
-
4東京女子医大の全理事・幹事11人が寄付金問題で引責辞任、新学長に国際医療福祉大の山中寿教授
読売新聞 / 2024年10月19日 18時1分
-
5「闇バイト、嫌になった」 強盗致傷容疑の男、千葉
共同通信 / 2024年10月19日 18時3分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください