調理中の“つぶやき”が話題の料理系YouTuber・けんた食堂「バズるために奇をてらう気はまったくない」
日刊SPA! / 2024年9月21日 8時51分
——食に関する英才教育を受けてこられたわけですね。それでご自身も料理の道へと進まれたんですね?
けんたさん:実は料理人として働いた経験はないんですよ。仕事は仕事として別のことをしていまして。酒を飲むようになってから親父と同じく、つまみを自分で作るようになって料理に目覚めはしましたが、あくまでも個人的に作っていただけなんです。
――それは意外でした。現在のように、本格的に料理に取り組むようになったきっかけは?
けんたさん:19年前、娘が生まれたのが契機でした。父親として娘になにをしてあげられるだろうと考えたとき、出た答えが「おいしい料理で心と体を満たしてあげたい」だったんですね。
以来、僕が家庭の料理担当になりました。それで毎日のレシピの記録をwebサイト上に掲載するようになったんですよ。紙にメモしただけだと無くしちゃうじゃないですか(笑)。
だから、最初は自分のためだけに、調味料の配合や、うまくいった理由、コツみたいなものをwebサイトに記録していただけでした。
それがなぜか大勢の人に見ていただけるようになって、ブログという形で長らく続き、「けんた食堂」の下地ができたというわけなんです。2018年の終わりに、ブログから動画の世界に本格的に移行して今に至ります。
——最初は「暮らしの記録」の意味合いが強かったんですね。
けんたさん:そうですね。ただ、いまは記録というよりは、自分の経験から得た「おいしさ」や「料理の楽しさ」を多くの人に伝えたいという想いのほうが強いかな。
日々の料理に真剣に取り組んできたからつかめてきた、「アレとコレの組み合わせは一見斬新だけれど、ほらやっぱりおいしいね!」の感覚をみんなで共有できたらいいなというか。
もちろん僕は今でも料理担当で、家族の食事を3食作っていますし、毎日だしもひいています。
◆“けんた食堂構文”はどのように生まれたのか
——ところで、「整える」「〜〜するのが経済」「〜〜したって構わない」など、動画で流れるけんたさんのナレーションやつぶやきも、“けんた食堂構文”と呼ばれ、人気を博しています。
けんたさん:あれはもう、まったくの「素」ですね。実は僕、自分のこもった声がずっとコンプレックスだったんです。動画を作る際、人工的な声を入れることもできるじゃないですか。
でも、自分の作る料理に正直でありたいし、修正なしのライブ感を大切にするために、盛りつけるところまでしっかり入れ込みたいと決めたわけですから、自分の声も入れてやらなきゃいかんよなって。
この記事に関連するニュース
-
ヒロシ、子どもの頃から得意なものがある強み “自由とキャンプ”への情熱を語る 新番組『ヒロシの心霊キャンプ』がスタート
ORICON NEWS / 2024年10月10日 7時30分
-
こっちのけんと、兄・菅田将暉&弟・菅生新樹の3人でのラジオ共演を熱望 活動の原動力は“自慢の息子”になりたい想い
ORICON NEWS / 2024年10月10日 7時0分
-
“マルタイラーメン100倍おいしく食べる”裏技、人気料理家のテクニックに「店の味と同等レベル」「週2で作ってる!」
ORICON NEWS / 2024年10月4日 16時20分
-
高カロリーのメシ動画ばかりを投稿する“年収300万円のサラリーマン”を直撃「料理は通勤中に思いつく」
日刊SPA! / 2024年10月4日 15時53分
-
【21歳差夫婦】母の再婚相手に息子の本音は? 9歳差“義父”への思い「母になにかあっても親子の関係は終わるものではない」
ORICON NEWS / 2024年9月20日 8時30分
ランキング
-
1横川尚隆 「借金600万円」の“しくじり人生” 渋谷の街を一望できるタワマン生活から一転…
スポニチアネックス / 2024年10月19日 23時8分
-
2「普通に態度悪いし」山本舞香、結婚で掘り起こされた見ていてヒヤヒヤの“不機嫌映像”
週刊女性PRIME / 2024年10月19日 21時0分
-
3米倉涼子、西田敏行さん急死受け涙「ドクターXでは大活躍で生きています」【GirlsAward 2024AW】
モデルプレス / 2024年10月19日 19時51分
-
4「億負けてから出直してこい!」粗品、ボートレースガチ勢アイドルを“にわか評論”でファン失笑
週刊女性PRIME / 2024年10月19日 16時30分
-
5「人生の楽園」西田敏行さんへ菊池桃子が思い込めた追悼メッセージ…視聴者涙「もう聞けないなんて寂しい」
スポニチアネックス / 2024年10月19日 19時35分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください