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あおり運転をしてきたバイカー集団。警察に通報した結果…態度が急変したワケ

日刊SPA! / 2024年9月22日 8時52分

◆警察に通報、警察署へ

そこで花子さんは迷った挙句、警察に通報。最初は警察も「目に見える傷は、ないんですよね?」「探しても、見つかるかどうかわかりませんよ」という感じだったが、「これは当て逃げ。細かい傷がついていないか調べてほしい」と懇願し、動いてくれることになった。

「そして、バイクの特徴や台数、どちらからどちらの方向へ走行して行ったのかなどを事細かに説明。すると1時間もしないうちにバイカーたちは国道のだいぶん向こうで捕まり、白バイとパトカーに囲まれながら、私が待っていた警察署へ到着しました」

そのときはすでに、花子さんの証言をもとに警察官が虫眼鏡のような専用道具でサイドミラーの傷をチェック。すでに傷をみつけていた。けれどそれを知らないバイカーは強気な態度で、「傷もないのに」「こんな古そうな車、別の傷だろ?」と偉そうな態度をとるばかり。

「そこで、私の車のサイドミラーの傷とバイクの傷が一致するか調べてほしいと警察官に頼みました。そして、バイカーの人がいる前で照合してもらったのです。すると警察官いわく、『目には見えない小さな傷がついていて、傷はピッタリと合う』ことが判明します」

◆態度が急変したバイカー集団

そして、花子さん次第では当て逃げになると警察官が説明した瞬間、バイカーの態度が激変。急にヘラヘラし、花子さんのミラーを撫でまわしながら、「このミラー、いくらかな?」などと言いはじめたのだ。そして、「いくら?いくらでも出すから金額を言ってほしい」とも。

「その急変ぶりは恐ろしいものでした。そして私のなかに、『いきなり弁償の話? 本当に反省しているの?』という疑問がわきます。けれど複数の警察官に、『この方も反省しているようだし』『傷も少ないし』と促されて気が焦り、『もういいです』と許してしまいました」

けれどあとから、一言も謝罪がなかったことに気づく。さらに、車の間をすり抜ける危険なバイクを見るたび、「やっぱり当て逃げで処理してもらうべきだった?」とモヤモヤ。まわりの雰囲気や言葉に流されず、相手の言動によっては厳しい制裁を望むことも必要かもしれない。<TEXT/夏川夏実>

【夏川夏実】
ワクワクを求めて全国徘徊中。幽霊と宇宙人の存在に怯えながらも、都市伝説には興味津々。さまざまな分野を取材したいと考え、常にネタを探し続けるフリーライター。Twitter:@natukawanatumi5

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