持つだけで得する「スタバのタンブラー」の裏技。進化が止まらず“組合せ343通り”の新作も
日刊SPA! / 2024年9月23日 8時52分
はじめましての方も初めましてじゃない方もこんにちは。ミニマリストで元スタバ店員の阪口ゆうこ(@sakaguchiyuko___)です。どうもどうも、こう見えて10年間も店員やってました。
9月なのに暑い。いつまで暑いのだろう。今朝のニュースでは36度だと言っていた。私の体温と全く同じである。まだまだ外出時には冷たいドリンクが必要になりそうだ。
◆マイボトルは必須だ
私の家族も全員、外出時にはお茶や水を入れたケータイマグを持参している。出掛けた先でドリンクを買う暇がなかったり、節約にもなるからだ。
デメリットは、中が空っぽになってからは荷物になることと、洗浄等の管理が必要になるくらい。なのでプラマイでいえばめっちゃプラスだと感じている。
ここ数年で世間的にも、水筒やタンブラーを持ち歩くマイボトルスタイルが当たり前になっているが、スターバックス®︎のマイボトルの歴史はここ数年のレベルではない。大袈裟でなく、マイボトルスタイルの「先駆け」だった。
◆偉大すぎるスタバのタンブラーの歴史
28年前の1996年、アメリカから日本へスターバックス®︎が、やってきた。同時に、「タンブラー」という耳馴染みのない単語も輸入された。
私が初めて買ったタンブラーはこの初期のもので、今のタンブラーと比べると、とんでもなくチープだった。オールプラスチックで、漏れを防止するパッキンもなかった。
当然のように飲み口に蓋はなく、丸い穴が開いているだけの「申し訳ない程度に蓋がついたコップ」だった。そもそも「ドリンクを入れて持ち歩く」概念は当初なかったように思う。
しかし、それがたまらなく愛おしかった。スターバックスの旧ロゴがドンと中央に大きくプリントされていて、絶対に買えない廃盤商品という部分に優越感すら感じていたのだ。驚くなかれ、そのボトルは劣化でヒビが入る一昨年まで私の手元にあった。しかし今思えば、コーヒーが冷める速度はえげつなかった。
◆タンブラーの進化が止まらない
そんなセンセーショナルな登場から28年間、スターバックス®︎のタンブラーは進化が著しい。
消費者のニーズに応えながら、形やサイズは目まぐるしく変わっていった。大きな取手が付いたタンブラーや、外でもお湯さえあれば淹れたてのコーヒーが味わえるティーサーバーのような仕様のトラベルプレスというものもあった。
「誰が買うねん」という商品ほど売れた記憶がある。サイズ展開も豊富になり、タンブラーだけでなく保温保冷機能に長けたボトルなど、選ぶ楽しみが増えていった。
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