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「最近は『元首相の孫だったの?』と驚かれます」宮澤エマは10年のキャリアを積んで“実力派女優”の道へ

日刊SPA! / 2024年9月25日 15時52分

――そうなんですか。

宮澤:今回、ふたりして「すごく難しいね」と。まさみちゃんも悩んでいたし、私もすごく悩んでいて、手探りで「これでいいんだろうか、あれがいいんだろうか」と作っていきました。そのプロセスをふたり一緒にやっていけたのは心強かったです。

――宮澤さんが一緒で、長澤さんも心強かったのではないでしょうか。

宮澤:化学反応をふたりで作れたことが楽しかったですし、私もまさみちゃんも、三谷さんとはこれまでにも関係性があるので、楽しかったですね。

◆デビューの頃は「時代物は出られないよ」と言われたことも

――カメラの外でのギャップの話もありましたが、どんなお話を?

宮澤:たわいもない話から仕事に対するスタンスまで。とてもフラットに何でもお話しました。『一緒にご飯に行きたいね』と言いながら、なかなかタイミングがなかったんですけど、ある撮影日に、『知り合いと今日、ご飯行くんだけど、行きます?』と誘われて。イキナリで『え、今日!? このあと?』と一瞬なりましたが、『行きます』とそのまま行きました。ここじゃ言えないような話もたくさんしました(笑)。一人の人間として、ハートをオープンにしている相手への気の許し方や、私生活を大切にしているところ、そういった部分も、とても信頼できるなと。仕事上の関係性だけじゃなく、人としてお付き合いのできる方です。

――今回は長澤さんとのシーンが多いので、おふたりの関係に注目ですね。本編では様々な衣装も披露していますが、宮澤さんは、和洋なんでも似合います。これまでの作品では、着物も着られていて、本当にお似合いです。

宮澤:ありがとうございます。『おちょやん』で初めて着たときは、大阪言葉で時代物で、お着物に三味線と、どれも得意じゃなくて大変だと思いました。着物は成人式の振袖以来でしたし。怖かったです。でも不思議ですよね。デビューの頃は、「ハーフだから時代物は出られないよ」と言われたんですよ。いい時代になったなと思います。

――一方で本作のラスト、黒のドレスで決めたミュージカルシーンも、もちろんさすがでした。今後、海外作品への挑戦は。

宮澤:面白いことに、逆に着物の印象が強くなっているらしくて、ハーフだと知らない人も多いようなんです。英語も喋れると思われてなかったりして(笑)。もちろん、海外作品にも挑戦できたらと思っています!

――ありがとうございました。楽しみにしています。

<取材・文・撮影/望月ふみ メアメイク/tamago スタイリスト/長谷川穣>

【望月ふみ】
ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異。X(旧Twitter):@mochi_fumi

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