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“働きすぎ”の迷惑上司に「みんな疲れているので仕事をセーブしませんか?」はNG。ひろゆきが考える“ズルい”言いまわし

日刊SPA! / 2024年9月26日 8時46分

“働きすぎ”の迷惑上司に「みんな疲れているので仕事をセーブしませんか?」はNG。ひろゆきが考える“ズルい”言いまわし

ひろゆき氏

仕事やプライベートで「なぜかうまくいく人」は、どんな言葉を使っているのか? 実は賢い人ほど、相手から期待通りのリアクションを引きだす「ズルくてうまい言いまわし」を日頃から駆使している。
どんな言葉を使えば物事がスムーズに進むのか? 様々なシチュエーションごとに「ダメな言い方」「うまい言い方」を解説した、ひろゆき氏の新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし』から、テクニックの一部を紹介しよう。

◆“働きすぎ”の迷惑上司を諭す

働かない上司は論外だが、ときには“働きすぎ”も部下にとっては悩みのタネになる。昔ながらのモーレツ社員タイプの上司だと、職場には「みんな同じ熱量で働け」という無言のプレッシャーが蔓延。みんな揃って疲弊することに……。そんな上司に自重を促すにはどうすればいいか。

◆仕事が好きな人を変えるには「改善」の方向で説得してみる

 目的を達成する手段を考えた挙げ句、その手段にこだわりすぎて失敗するパターンがあります。

 例えば、「定時なんて関係あるか」と言わんばかりに、バリバリ働く上司がいたとします。同じくらいの熱量で働ける人はいいでしょう。しかし、ほとんどの人は「(自分も休みたいから)上司はもっと休んでくれよ」と思うのではないでしょうか。気を使わざるを得ない部下の悲劇です。

 さて、このときの問題は、どうやって上司とコミュニケーションをとるかです。

 いきなり上司に「みんな疲弊しているので、ちょっと仕事をセーブしませんか?」などと言っても、「お前、何を言っているんだ!?」というリアクションが返ってくるだけですよね。

 そもそも、仕事熱心な上司というのは、マジメだったり優秀だったりします。そういう人に「〇〇さんが働きすぎて、みんな休みづらいんです」と抽象的な話をしても、身に覚えがないので伝わりにくい。心配するスタンスで「働き詰めで倒れたら僕らも困るので少し休んだほうがいいのでは?」とか進言しても休まないでしょう。

 そんなときは、目的をもう一度確認したほうがいいです。

◆手段と目的

 ここでの目的は、「チームの士気が落ちないように、誰でも休めるムードをつくること」です。上司に仕事をセーブさせるというのは手段でしかない。極論、上司がどれだけ働いても、自分たちが休めれば目的は達成できるわけです。

 そこで、こういう場合は部下の人たちの成績や作業量を可視化して、「経営戦略として部下の労働時間を減らしたほうが得である」という、数字の話にしたほうがマシだと思うのです。

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