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普通の会社員だった男性が「30代でFIREを達成できたワケ」。稼ぐために必要な3つのこと

日刊SPA! / 2024年9月27日 8時53分

普通の会社員だった男性が「30代でFIREを達成できたワケ」。稼ぐために必要な3つのこと

 皆さん、こんにちは。メンタルトレーナーの三凛さとしです。私は20代で借金と挫折を経験し、その中でメンタルトレーニングの重要性に気づきました。その後、ビジネスに成功し、30代で一度FIREを達成。その体験などをもとに「人生を好転させるヒント」をSNSで発信しています。
 日刊SPA!では「ストレスなく生きていくための方法」をお伝えできればと思っております。前回はFIRE達成後の生活について、ご紹介しましたが、今回は「30代でFIREを達成するまでにやっていたこと」について、お話ししていきます。

◆「働いたら負け」と思っていた20代

 大学卒業後、私が就職したのは大手一般企業です。選んだ理由は単純で、「安定していそうだし、簡単にはクビにならないだろう」というものでした。当時の私は、「自分に大した才能なんてないし、やりたいこともないし、どうせ大した人生にはならないだろう」と感じていて、「働いたら負け」「就職するのは会社の奴隷になることだ」くらいに思っていました。

 そこで、なるべく何もしないで済む就職先を選んだ結果、内定が出た会社の中で一番安定しそうな大手企業に入社することを決めました。

 まさにやる気のない新卒社員だったわけですが、ラッキーだったのは、会社の上司や先輩にとても恵まれたことです。最初はやりたくない仕事をダラダラやるだけだったものの、3年も働くうちに「仕事って、意外と悪くないかも?」と思うようになって、仕事の楽しさも少しずつ感じられるようになりました。

 そして、入社3年目、私は会社を退職し、突然アメリカに行くことを決断します。このとき「どうせ好きでもない仕事を3年間も続けられたんだから、自分の興味のあることならもっと続けられるかもしれない!」と思ったのがきっかけでした。

◆アメリカで驚いた「押しのけてなんぼ」というカルチャー

 到着したのは、アメリカのNY。生活はとても刺激的でしたが、一方で、「自己主張こそが全て」という文化には驚かされることが多かったです。たとえば、同じミーティングでも、日本ではお互いに発言の順番を気にかけたり、周りを配慮したりすることが当たり前ですが、アメリカではそんな気配りは一切ありません。道を歩いていても、誰も譲ってくれませんし、ビジネスの場でも「押しのけてなんぼ」という雰囲気が漂っていました。

 当時の私はファッションデザイナーを目指していましたが、アメリカに身を置いて直面したのが、「この場所で成功するには、デザインのスキルだけではなく、自己主張や人脈が必要だ」という現実でした。どんなにスキルを磨いても、引っ込み思案な性格ではチャンスが巡ってこない。逆に自己アピールがうまい人は、そこまでセンスがなくても成功していく。

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