「人気アイドルグループ」の元メンバーがセクシー女優に。アイドル時代と同じ“本名”で活動するワケ
日刊SPA! / 2024年9月27日 15時53分
——当時はどのくらいの頻度でテレビ局に行っていたんですか?
石田:ほぼ毎日でした。
——大学も行ったんですよね?
石田:はい。
——あと、アイドル時代の嬉しかった思い出はありますか?
石田:テレビ番組で私の発言がウケたかもと感じた時です(笑)。「かわいい」と言われるよりも、「面白い」と言われることのほうが嬉しかったです。
——アイドル時代に写真集を3冊発売したり、舞台や映画にも出演したりと大活躍でした。相当忙しかったですか?
石田:私は体が強いわけではないので、どうしても具合が悪くてイベントや握手会に参加できない時があったんです。その日しか参加できないファン様もいたかもしれません。たくさんあるうちのひとつではなく、一度きりのやり直しがきかない時間だと常に思っていたので、その一度きりの時間を休んでしまうことが本当に申し訳なかったです。
◆アイドルグループ活動で燃え尽きたと実感
——アイドル時代に印象に残っている仕事はありますか?
石田:印象に残っているのは、やっぱり握手会ですね。メンバー全員卒業と共にアイドルとして燃え尽きたと思いました。アイドルグループを卒業した後、映画や舞台など他のお仕事も経験させていただきましたが、私の芸能生活の中で特に強く印象に残っているのはアイドルグループ活動でした。その活動で燃え尽きたと実感したからこそ、芸能活動を終える決断をしました。
——そして一旦、芸能界を引退するんですが、その間は何をしていたんですか?
石田:飲食店の店員や服飾関係や受付嬢をしていました。
——芸能界に残り女優やモデルで活躍したい意志はありませんでしたか?
石田:人生を通して、特に「こうなりたい」という強い願望を持っていなかったんです。アイドルやセクシー女優のお仕事も、求められていることに対して自分で意味を見出せたらやるというスタンスで決めています。何かを始める時は、やるべきことが常にいま来ていると思うようにしてるので、一度決めたらやり切ることが大切だといつも感じています。
——アイドル活動から、普通の飲食店や服飾関係の仕事は大変じゃなかったですか?
石田:アイドルも飲食店も、どのお仕事も大変だと思っています。芸能界にいた時は芸能人の多い学校だったんです。大学で一般の方と交流を持つことで、また新たな視点を得たんです。芸能界を離れていたことで、知らない価値観を持った世界が待っていましたし、いろんな世界に触れることで、考え方の幅が広がりました。
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