義父の葬式に次々とやってくる“強面の男”たち…「隠しててごめん」妻が明かした義父の正体とは?
日刊SPA! / 2024年9月30日 8時53分
なお、驚いたのは香典の金額。故人が仕事関係者や友人の場合、5000円~1万円が相場だが、全員が5万円や10万円、なかにはそれ以上包んでいた者もいたそうだ。
「義父のお兄さんや義母は平然としていましたが、私だけなく妻も金額の多さに驚いてる様子でした。義父が組員だったのは亡くなる四半世紀も前のことですが、当時はそこそこのポジションに就いていたそうです。辞めてからも付き合いがあったのかは知りませんが、義理事を欠かさない世界だと聞きますし、それがあちらの常識なのかもしれませんね」
そこで思い出すのは、結婚の際に義父からいただいたご祝儀。披露宴に本人は出席しなかったが、事前にいただいたご祝儀袋には50万円も入っていたからだ。
◆自分にとっては大切な義父であることには変わりない
「妻もちょっと引いていました(苦笑)。すぐに電話しましたが『このくらいしかできないから。それに娘には子供のころから苦労させたから』って。しかも、出産祝いも同じ50万円。正直すごく助かりましたが、妙に太っ腹なところがあったのは元極道だったからもしれないですね」
義母からも妻と同じように義父の過去について黙っていたことを詫びられたが、若山さんはまったく気にしていない。
「最初は驚きましたがあくまで過去の話。私にとっては優しい義父で、孫娘にデレデレのおじいちゃんでしたから。もちろん、人に言い触らす内容でもないため、葬儀に来られなかったウチの両親には言ってませんし、今後も話すつもりはありません。余計な波風を立てる必要はないので」
自分たちには優しくても違う一面や人には言えない過去を持っている者は少なくない。実際、暴力団関係者の数はこの数十年で激減している。本人は知らないだけで今回のエピソードように義父が元極道というケースは案外多いのかもしれない。
<TEXT/トシタカマサ>
【トシタカマサ】
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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