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六本木の元クラブママが語る「夜の店で嫌われてしまう男性客」7つの特徴

日刊SPA! / 2024年10月2日 15時52分

◆薄毛は“ありのまま”が好印象に

 また、薄毛を必死に隠している男性客も“痛い印象”が強い。反対に、薄毛をそのまま受け入れて堂々としている男性は好感が持てる。

 とある中華料理店のシェフをするお客様(45歳バツイチ独身)が来店した時のこと。彼はかなりの薄毛だったが、表情が豊かなうえ、落ち着いた低音ボイスが素敵だとホステスの間で評判となった。また、シェフという職業柄、食べ歩きが趣味で、どうしても肥満に繋がってしまうため、日々筋トレで体を鍛え、引き締まった肉体をキープしている。髪型とは関係ないが、そんなストイックさも魅力的だった。

 結果、シェフの男性客は20代のホステスから猛アタックされ、結婚に至った。彼が薄毛にコンプレックスをいだいていたかは不明だが、「あるがままの自分を堂々とさらけ出す」「肉体を鍛える」男性は、女性から好意を持たれる一要因になることを大いに実感した。

◆値切る男性客

 最後は「モテない男性の言動」だ。夜のクラブにおいて困ってしまうお客様のひとつに「値切る」ことが挙げられる。東京出張のたびに来店する関西の健康機器メーカーのお客様(50代)には、毎回1万円ほど値切り交渉をされ困惑してしまった。

 彼は決してお金がないわけではない。アフターでは食事代やタクシー代をくれるため、「値切ってもらえる特別扱い」に満足しているのだ。

 関西では値切り交渉が当たり前かもしれないが、こと東京のクラブにおいてはご法度。予算がある場合、あらかじめ「今日は〇万円以内でよろしく」などと言ってもらえれば、店側はそれ以上の金額にならないよう配慮するので、覚えておいてほしい。

◆横柄な態度は言語道断

 値切りと並んで嫌われるのが、感情的になるお客様だ。特に大声で怒鳴り、怒りをぶちまける姿は見苦しい。

 筆者のバースデーでご来店した会社社長(60代)は、店が混雑して、黒服が「席が空くまで隣接するバーでお待ちいただけるようご案内します。お飲み物の料金は当店が持ちますので」と丁重に詫びたところ、「こっちは時間を作ってわざわざ来てやったんだ。待たせるとはどういうことだ!」と怒声を発して強引に入店すると、なんと店の中央の床にドカッと座りこんだ。

 皆があぜんとする中、その社長は、「席が空くまで、ここで待たせてもらう」と店内中に聞こえるように叫び、仏頂面で腕組みをする始末。普段は温厚だが、その日はやや酒が入っていたこともあり、とんでもない醜態をさらしてしまった。

 それを見た常連客の一人が「お祝いもしたし、僕、そろそろ帰ります」と席を空けてくれたため、トラブルには至らなかったが、以来その社長の評判はガタ落ち。「怒った時こそ本性が出る。あの人は危険人物」と、ホステスが席に付きたがらくなった。

 女性は恐怖を感じるものには近寄らない。「俺は金を払っている客だ」と横柄な振る舞いは、まわりまわって自分の首を絞めることになる。

 いかがだっただろうか。モテない服装、髪形、言動について綴らせていただいた。筆者もそれらを反面教師として、日々、気を付けて暮らしたいと肝に銘じている。

文/蒼井凜花

【蒼井凜花】
元CAの作家。日系CA、オスカープロモーション所属のモデル、六本木のクラブママを経て、2010年に作家デビュー。TVやラジオ、YouTubeでも活動中。

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