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都会から“屋久島の森”に移住した独身女性のリアル「移住費用は全部で4万円くらい」

日刊SPA! / 2024年10月4日 8時54分

◆移住してから住んだ場所は3ヶ所。今は山小屋に

――一軒家の家賃はどのぐらいでしたか?

すず:家賃はかかりませんでした。部屋を片付ける代わりに、無料で住まわせていただきました。ただ、その一軒家に住んでいた期間も短くて、昨年の3月頃からゆるゆると次に住む場所を探し始め、今住んでいる山小屋に来たんです。なので、屋久島に移住してから住んだ場所は3ヶ所、トータルで1年半ぐらい経っていますね。

――フリアコを利用したとのことですが、屋久島には多い?

すず:多くはないです。観光業が盛んなので住み込みの仕事で屋久島に来る人もいます。私は地元の方達と仲良くさせていただいていて、「家を借りたいんだけど、いい場所がなくて……」などと相談しているうちに今の家を紹介してもらいました。

――地元の方々とはどこで知り合ったのですか?

すず:屋久島に移住したばかりの頃、ボランティアで農園にお手伝いをしに行っていたのですが、そこで知り合いました。島のことを地元の方々に教わりたいと思って始めたのですが、色々なことを教えてくれて助かりました。

◆気になる移住費用は「わずか4万円」

――ちなみにYouTubeチャンネルで拝見したのですが、東京から屋久島に移住した際にあまり費用をかけていませんよね?

すず:全部で4万円ぐらいです。たぶん交通費が安い時期だったと思うのですが、交通費が片道2万円。ゆうパックとかで荷物を送るので2万円かかりました。荷物は着るものだったり最低限必要なものだけに絞って、とにかく安く済ませようと(笑)。

――東京での暮らしが嫌になったわけではない?

すず:マッサージ店を頑張って続けていた成果でリピーターのお客様も多くつきましたし、仕事を辞めるイメージはなかったです。だけど、屋久島で暮らすほうが安心感があるんじゃないかと。私の性格が繊細ということもあるのですが、東京だと街を歩いているときに「人にぶつかるんじゃないか」「気をつけて歩かなきゃいけない」と常に考えてしまっていて…。

 満員電車もストレスでしたし、大きな音にビックリしちゃうんです。その点、屋久島は人が少ないので呑気に歩けますし、あれこれ気にしなくていいので楽だなって。

――屋久島への移住に対するご家族の反応は?

すず:両親とは疎遠なこともあり、姉に「引っ越すよ」と伝えたぐらいです。もともと人に相談することが苦手で、何事も自分一人で決めてしまうんです。仲のいい友達にも全く相談していませんでしたし、屋久島への移住が決まった後に「来月から屋久島に住むんだ」と報告したら驚いていました。普段から事後報告が多くてビックリされることが多いです。

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