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高カロリーのメシ動画ばかりを投稿する“年収300万円のサラリーマン”を直撃「料理は通勤中に思いつく」

日刊SPA! / 2024年10月4日 15時53分

ハイカロめし食堂とは、実際にはどんな人物なのか。

「年収300万円のサラリーマンです」と自称する動画クリエイターに、さっそくインタビューを申し込んでみた。

◆その実像は、礼儀正しいサラリーマン!

「ハイカロめし食堂と申します。広告代理店で、営業職をしております」

昨年、九州から転勤で都内に引っ越してきたというハイカロめし食堂は、30代、既婚。新卒で現在の広告代理店に入社し、8年勤続している。

動画での弾けた姿とは印象が異なり、とても礼儀正しい好青年だ。メディアの取材を受けるのは、今回が初めてだそうで、少し緊張している様子。

料理をはじめたのは、中学生の頃。テレビの料理番組や、料理本を真似てきたという。

「『チューボーですよ!』とか、『男子ご飯』とか、よく観ましたね。一番影響を受けた料理家は、ケンタロウさんです。ライフスタイルとかも含めて、とても好きでした。ちなみに僕も本名がケンタロウで、母はカツヨ。勝手に親近感おぼえてました。料理は、会社に向かう電車の中とか、駅まで自転車に乗っている時とか、何かほかの作業をしている時に思いつくことが多いですね」

動画制作も独学だ。

「創作すること、何かを真似るということが、昔から得意でした。それで自然と、動画作りもできるようになったという感じですね。両親の影響で、ビートルズとか松田聖子さんとか、ちょっと昔の音楽を聴いたり、映画を観て育ちました。イギリスのビジュアルコメディが好きで、音楽の使い方や映像に関しては、かなり影響を受けています」

目指したのは、前例のないオープニングとエンディング。

「動画をバズらせる攻略法みたいなのも、レクチャーを受けたりしたことはないですね。こう見えてあまり人の言うことは聞かずに、独自路線なので。自分でやって、ウケるのを感じたい。そこに喜びを感じています。基本的に、はじめと終わりだけしっかりしていれば、トンマナ(トーン&マナー)が揃うと言いますか。ある程度見やすい動画になるのではないか、と考えています」

きわめて真剣に、オリジナリティを追究する料理動画男子。それがハイカロめし食堂なのだった。

【ハイカロめし食堂】
YouTube:@orehighdiner
Instagram:@orehighdiner

<取材・文/山野井春絵>

【山野井春絵】
ライター。愛知県出身。広告代理店、編集プロダクション、リゾート施設広報を経てフリーに。得意分野はインタビュー、ライフスタイル、フード、ワインなど。フランス語をマイペースで勉強中。X:@3mo6ab3jK2IHBoV

―[ハイカロめし食堂]―

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