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業界人が語る「見たい/見たくない」秋ドラマ6選。「魅力が発揮されていない」主演女優も

日刊SPA! / 2024年10月10日 15時52分

◆橋本環奈の魅力が発揮されておらず低調な『おむすび』

「9月30日からスタートしている朝ドラの『おむすび』(NHK、月曜~土曜午前8時~)はもうすでに離脱寸前です。平成を舞台に、橋本環奈演じる福岡県・糸島に暮らす主人公が成長していく青春ストーリーなのですが、今のところストーリーが低調で“ほのぼの”しすぎている。

 橋本環奈さんが演じる主人公もピュアでまっすぐなキャラクターとして描かれていますが、彼女はコメディ要素のある役柄や変わり者などを演じたほうが活きると思うので、そこも残念な点の一つ。

 脚本に関しても、テンポのよさやコメディタッチの作風が秀逸な根本ノンジさんのらしさが発揮できておらず、早々に視聴者が離れていく気がします。中盤で阪神・淡路大震災やその後の復興について描かれるようですが、そのシーンをどう見せるのかは注目したいですが……」

 そもそも朝ドラにおいて“現代劇”は鬼門とされており、『純と愛』『半分、青い。』『おかえりモネ』『ちむどんどん』『舞いあがれ!』と振るわない作品が多かっただけに、『おむすび』も盛り上がりを見せず終わってしまうのか。

◆熱演俳優・藤原竜也の新境地になる『全領域異常解決室』

 続いて、サスペンスドラマを中心に担当するフリーの30代女性プロデューサー・B氏にも見たい作品と見たくない作品を聞いた。

「期待しているのは、主演が藤原竜也さん、バディ役を広瀬アリスさんが務める『全領域異常解決室』(フジテレビ系、水曜午後10時~)ですね。

 神隠し、シャドーマン、キツネツキといった“超常現象”が絡んだ事件を解決していく新感覚ミステリードラマで、圧倒的な知識や記憶力、洞察力を兼ね備えた天才役を演じる藤原竜也さんがとにかく魅力的で彼の新しいハマり役になりそうな予感がします。常人ではない役どころを演じさせたらピカイチですよね。

 そして、『謎解きはディナーのあとで』(フジテレビ系)、『TOKYO MER~走る緊急救命室~』『ラストマン-全盲の捜査官-』(いずれもTBS系)といったミステリーから医療系まで、幅広いジャンルをキャッチーなエンタメ作に昇華できる黒岩勉さんの脚本も光っていますね。予想不能な展開と大きなどんでん返しがあり、飽きずに見られる作品になっていますね」

 盛り上がり次第では「映画化もあり得るのでは?」と語る新感覚ミステリーを推す一方で、B氏が「見たくない」と不安視する作品は?

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