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年収1000万円男「専業主婦のヨメの機嫌が悪い」にシンママグラドルがダメ出し。一瞬で解決できた方法とは

日刊SPA! / 2024年10月11日 15時53分

◆お金はあるけど自由に使えるお金のない切なさ

 筆者も前にお金持ちと付き合ったことがあるが、生まれてはじめて「さりぃちゃんのことは僕が養うからね」と家族カードをもらった。

「生活のためにする仕事はしなくて良い。好きな仕事だけしなよ」と言われて「よしゃーーー!」と強めのガッツポーズをしたのを今でも覚えている。

 だが、蓋を開けてみると、カードは何に使ってもいいわけではなかった。

 たとえば、美容院は彼の指定したところならいいけど、それ以外はダメ(メニューも許可制)。整体や整骨院はいいけど、エステやスパはダメ。私が欲しい服を買うのも、ネイルもダメ。飲み代に使うのはもちろんダメ。

「そういうのは自分で稼いだお金でして」

 つまり、勝手にカードを使える場面がほとんどないのだ。タクシーは使っていいけど、飲んだ帰りはダメ、長距離もダメだった。

 友人の誕生日に「お祝いをしたいからデパ地下でいろいろ買いたい」と伝えると許可を得られたので後日レシートを提出したところ、「このケーキは自分で買わなければダメじゃない?」「ワイン2本はやりすぎじゃない?」と小言の嵐。そして、最終的にはカードを没収されてしまったのだ。

 つまり、相談してきた彼の奥さんは、当時の筆者のような状況で「お金はあるけどない」んだと思う。

◆お小遣いをあげるようにアドバイス

「じゃあ具体的にどうしたらいいんだ?」と聞かれたので、筆者は「いちいち用途を聞かないで、お小遣いをあげなよ。『好きなことに使え』って」と答えた。

 1000万も稼いでいるくせに「1万円くらい?」と寝ぼけたことを言うので、せめて3万円はあげて欲しいという思いから、すこし多めに「5万!」と強く言った。

 東京で1万円ポッキリで出来ることって、あまりに少なすぎますよ……。

 後日、彼は男気を発揮して、6万円を奥さんに渡し、ワンオペで丸一日子守りをしたところ、「すんごい機嫌が良くなって綺麗になった!」と喜んでいた。

 奥さんは半年ぶりに自分の好きな美容院に行って、まつげパーマをかけて、好きな洋服を買ったらしい。彼は奥さんには専業主婦でいて欲しいらしく、今後は「必要経費として、きちんとお小遣いを渡すと決めた」そうだ。

 家庭でそれぞれ金銭事情が違うので、一概に「専業主婦には小遣いを5万!」とは言えないが、少なかろうと誰かにお伺いを立てずに使えるお金を持っているか、いないかは大きいと思う。

 結婚やパパのいる家庭や、養ってもらえることに対する憧れはあるが、自由に飲みに行くお金がなくなったら……と天秤にかけると、「シンママでいいかも」と思ってしまう。

 奥さんに自由に使えるお小遣いをあげていないという人は、ぜひ試してみてください。「そんなにお小遣い渡せるほどお金がない!」という人は、また別の機会に考えましょう(笑)。

<文/吉沢さりぃ>

【吉沢さりぃ】
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

―[ド底辺グラドル兼ライター、未婚の母になる]―

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