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上司の考えが古く「なかなか成果が出ない」ので出世も給料アップも絶望的なとき、ひろゆきの仕事で使える“ズルい”言いまわし

日刊SPA! / 2024年10月12日 8時46分

仕事やプライベートで「なぜかうまくいく人」は、どんな言葉を使っているのか? 実は賢い人ほど、相手から期待通りのリアクションを引きだす「ズルくてうまい言いまわし」を日頃から駆使している。
どんな言葉を使えば物事がスムーズに進むのか? 様々なシチュエーションごとに「ダメな言い方」「うまい言い方」を解説した、ひろゆき氏の新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし』から、テクニックの一部を紹介しよう。

◆頭の固い上司に、自分の意見を通したいとき

部署の上司の考えが古く、指示通りに動いてもなかなか成果が出ない。「もっと別のやり方を選んだほうがいいのでは?」と新たな手立てを進言しても、いつも受け入れてもらえない。そんな頭が固く、自分のやり方に固執する上司に意見を聞いてもらえるためには、なんと伝えたらいいか?

◆「どっちの判断が正しいか」は、目標をどこに置くかで変わる

 時代の流れでビジネス環境もお客のニーズも変わるなかで、年を重ねて管理職になったりすると現場感を肌で感じられなくなり、判断を誤る人がいます。そういう人が上司で、さらに自分の意見を押し通す人だと、プロジェクトが回らずに厄介な存在になることもありますよね。

 とはいえ、上司の意見が間違っていても、それを正そうと進言するのが正解とは限りません。「何が正しいか」は、目標をどこに置くかで変わるからです。

 キレイごとや他人の意見を聞き入れた結果、目標設定を間違えることがあります。外からの視点と内からの視点では、目標設定が変わるからです。

 例えば自社の社長が、どこで知り合ったかもわからない若い女性を「秘書にしたい」と言いだしたとします。外野から見れば、「公私混同はよくない」となりますが、社員という内部からの視点だと、へたに反対するよりも経営者の機嫌をとって出世や昇給を狙うのが正しかったりします。「若い人の意見が入るのはいいことですよね」などと、追従したほうが得なことが多いわけです。

 会社にとっては損でも、自分にとっては得な選択をしたほうがいいという論理ですね。

 これは頭の固い上司が相手でも同じです。成果が出なくて困るのは、最終的には部署の責任者である上司自身です。上司の判断が間違っていて組織が損をしても、自分は損しない道を選ぶほうがまだマシです。

 とはいえ、成果連動給とかだと、上司のご機嫌取りをしても成果が出なければ自分も道連れになったりします。

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