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『虎に翼』のどか役・尾碕真花、朝ドラ出演で共演者から得た自信

日刊SPA! / 2024年10月12日 8時54分

――今の尾碕さんにとって、俳優業のやりがいや魅力は何でしょう?

「自由度の高さ」ですね。自由な性格だし、飽き性なので、同じことをずっとやり続けるのが苦手で。そういう部分で自分にすごく合っているのかなって思います。もちろん、自由には良い部分も悪い部分もあると思いますが、しっかり努力が映るところが魅力です。

表に出る以上、絶対に誰かしらに見られますし、それがすごく自分の中で「やる気スイッチ」になっていて、見られれば見られるほど努力できるというか。なので今はお芝居をしている時が一番楽しいです。

◆上京して同級生の丁寧さに驚いた

――ストレートに聞きますが、尾碕さんってどんな人なんですか?

ガサツです(笑)。おまけにおしゃべりです。

――飾らない性格、ということですね。

ありがとうございます(笑)。俳優としてお芝居という嘘をつくのは大丈夫ですが、尾碕真花自身として嘘をつくのはすごく苦手です。

――出身が高知県ですが、生まれ育った環境みたいなものも関係ありますか?

そうですね……気の強さは両親の遺伝だと思います。環境もある程度は関係するのかもしれませんが、やっぱり両親だと思います。
――好きな土佐弁は?

生まれてから当たり前のように触れていたので、好きもなにも普通というか。どちらかというと標準語に憧れがありましたね。東京にでてきて男性がこんなにも優しく話すのかって感動したくらいです。

高校のとき、上履きのまま帰宅しようとしたら、同級生の男の子が「尾𥔎さん、靴履き替えるの忘れてるよ」って教えてくれて。そんな丁寧な話し方ってある? って驚いて思わず「あ、ありがとう」って言いました(笑)。

――これが土佐弁だったらどんな感じなんでしょう。

低いトーンで「尾碕、忘れちゅうで」ですかね。そのイントネーションの感じが、とても強く聞こえて(笑)。地元や関西の人からしたら標準語は丁寧ぶっているって言われるかもしれないけど、私は標準語が好きです。

◆ネギは美味しさとデメリットが見合ってない

――ベタな質問ですが、やっぱりカツオのたたきはお好きですか?

好きですよ。でも、美味しいと感じたのは東京に来てからです。高知にいるときは特別な食べ物ではなかったので、そんなに意識したことはなかったんですが、東京のスーパーで買ったカツオを食べたら味が全然違って。改めて地元のカツオの美味しさに気づきましたね。

――好きな食べ方はありますか。

薄くスライスした生ニンニクと柚子か、粗塩をふって。あとは専用のタレも。美味しいですよね。

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