ラブホの駐車場に居すわるカップル。バイト従業員が驚愕した、車に突撃した女性オーナーの行動
日刊SPA! / 2024年10月13日 15時52分
※写真はイメージです
さまざまな事情を抱えた人たちが利用するラブホテル。一般的には、ドキドキ、ワクワクしながら、ときにはソワソワと向かう場所だ。
今回は、ラブホの従業員が出会った少し迷惑な客について、2人のエピソードを紹介する。
◆“装着方法を教えてください”とお願いしてくる男性客
ラブホにはさまざまな客が来るが、沢田玲さん(仮名・20代)が出会った人はとんでもない勘違いをしていたそうだ。
「ある日、40代くらいの男性が1人で来店したのですが、何だかようすがおかしかったんですよね。ソワソワしているので“ラブホに慣れていないのかな?”と思っていました」
男性客が部屋に入り30分ほどが経過したころ、フロントに連絡がきた。沢田さんはその内容に衝撃を受けたという。
“避妊具の装着方法を教えてください”
「正直、判断に困る内容でした。ラブホじゃなかったら、どう考えてもセクハラです。しかし、相手はお客様なので、男性の従業員に電話を代わってもらうことにしました」
ラブホで働いていると、たまに酔っぱらった客が、「Hが好きだからラブホで働いてるんでしょ?」などの電話をしてくることがあるそうだ。沢田さんは、今回もそのパターンだと思っていたのだが……。
◆男性客は大真面目にヒートアップ
「どうやら、男性従業員にも同じことを繰り返し質問しているようでした。『ネットで調べたけどイマイチ分からなかった』『女の子にしてもらうのは恥ずかしい』と言うんです。最終的には、『ちゃんと“やり方”を教えてくれないなんて意地悪な店だ』と、徐々にヒートアップしていました」
客と従業員が喧嘩モードになっているのが分かったそうだ。そこへ、そのやりとりを見かねた女性のベテラン従業員がやってきて、電話を代わってくれたという。
「うんうん、なるほど、そうですかー」と落ち着いて対応を続けるベテラン従業員。しかし、次に発せられた言葉に、沢田さんたちはドン引きしてしまったのだとか。
「うちは、“そういう店”ではなく、ホテルとして、ただ場所を提供しているだけなので」
さらに、笑顔で話を続けた。
「それと、“そういう店”でも、必要なときは、女の子がやってくれるから、どーんと構えてなさい! 分かりました?」
男性客は、ラブホを“そういう店”と勘違いしているようだったという。
「私にとっては、男性客に対応するベテラン従業員の頼もしさにも驚いた出来事でした」
ちなみに男性客は、電話が終わったあと少し経ってからラブホを後にした。
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