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無印良品の最新作「ユニクロ・GUとはレベルが違う」低価格なのに、超高品質に驚く3つのアイテム

日刊SPA! / 2024年10月16日 15時55分

無印良品の最新作「ユニクロ・GUとはレベルが違う」低価格なのに、超高品質に驚く3つのアイテム

紳士 ウール混レギュラーカラーシャツ

―[メンズファッションバイヤーMB]―

 メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第501回をよろしくお願いします。
◆アパレル業界関係者が嘆く「圧倒的なコスパ」

 無印良品の実験的ライン「MUJI Labo」をご存じでしょうか。既存の無印良品にはない良質素材とトレンドデザインを打ち出し、服好き界隈に高く評価されているライン。

 昨今、代官山に大型店舗を構えたりと積極的な提案を続けているMUJI Laboですが、今年のラインナップ……正直エグいです。

 私の周りにいるデザイナー・アパレル関係者も「”数の暴力”でこんなアイテムを低単価で展開されちゃ……商売上がったりだ」と皆一様に嘆いています。ただし、消費者からは「良品が手頃に買える」わけで大歓迎。

 今回はそんなMUJI Laboの今買うべきおすすめアイテムを紹介していきましょう。ハッキリ言ってユニクロやGUとレベルが違います。

◆★ブランド品なら7万~8万円はするコートも格安
・紳士 カシミヤ混チェスターコート 2万9900円

 まずはこちらカシミア混ウールのシリーズ。ウール77%カシミア12%の極上素材を使い、たっぷりと長丈コートを製作。その上こちらはリバー仕立て。裏も表地になっている高級仕立てのことで、裏地がない分軽く、また縫製が表に出にくいため、ラグジュアリーブランドがよく用いる仕様です。

「2万9900円のコート」と言われると確かに高いとは思いますが、普通のブランドがカシミアウールのリバーコートを作れば7万~8万円してもまったくおかしくありません。実際、この商品を見て値段を当てられる人はいないでしょう。

 安さの秘密はもちろん無印良品が持っている規模感がひとつにあります。「数の暴力」により値段を下げ、クオリティを上げているのはユニクロと同じ。さらにウールカシミア素材は再生繊維を使っています。

 廃棄される端材を細かく粉砕し再び生地として使用するリサイクル技術を採用しています。そのため、本来のウールカシミアの素材と比較するとムラ糸のような風合いになっています。

 ただ、これがむしろヴィンテージ風の印象を与えてくれてフォーマルな印象のロングコートに着やすさを与えてくれています。

◆関わっているデザイナーの名前は完全非公表

 大ぶりサイズで着丈は膝までたっぷりあり、生地は良質そのもの。値段こそ高いですが、正直、ユニクロやGU、ZARAすべての量販店コートと比べてピカイチでおしゃれで高品質。

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