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アメリカ人観光客が感動した“日本のハンバーガーチェーン”「完璧なバーガーが出てきて驚いた」旅行の際は必ず訪問

日刊SPA! / 2024年10月23日 8時53分

アメリカのファストフード店では飲み物を自由にお代わりでき、しかも店内に設置されているディスペンサーから自分で勝手に好きな飲み物を補充できるので、彼がそう思うのもしょうがないのかもしれない。

◆さらにジェイムスさんが絶賛するのはメニューの「再現性」

「お店で注文をするときにカウンターの上に置かれている、食欲をそそる新鮮で美味しそうなメニューの写真があるでしょ。注文したらその写真と全く同じ形の、完璧なハンバーガーが出てきて驚いたんだ!」

メニューの写真通りのハンバーガーが出てくることは当たり前だと思うが……。

「アメリカで実際に提供されるのは、中身がソースでグチャグチャになっていて、その上バンズはパサパサと乾燥していて、ぺしゃんこになってるバーガーが多いんだ」

◆靴を脱ぐ習慣はぜひアメリカにも取り入れたい

今では室内では靴を脱ぐのが当たり前になっているジェイムスさんだが、日本に来る前まではそうではなかった。アメリカ映画のワンシーンそのまま。靴のまま家に入り、靴のままベッドで横になってくつろぐような生活だったという。

最初はちょっと面倒だと感じた、靴を脱ぐ習慣がすっかり身についた彼は、アメリカの自宅では、靴を脱ぎたくない来客用に、玄関に使い捨ての靴カバーを置いているとか。

◆言葉の壁を丁寧にやさしく受け入れてくれる日本人

日本国内の短期出張が多かった空軍時代。北海道へ行ったときは、同僚とお酒を飲んだ後に立ち寄ったラーメン横丁で、まだ20代だったジェイムスさんを地元のおじさんたちが優しく受け入れ、意気投合したエピソードを語ってくれた。

同僚たちが先に宿舎へ帰ってしまった後も、ひとり店に残り、おじさんたちからズーズーと音を立てて食べる、ラーメンの正しい食べ方をおしゃべりしながら学んだそうだ。ここまで話を聞くと、日本語が達者だと思いきや……実はジェイムスさん、日本語はほとんど話せない。

5年間の日本生活で覚えた日本語は「どうもありがとうございます」「おはよう、おやすみ」「こんにちは、こんばんは」「行ってきます、行ってらっしゃい、おかえり」「いただきます、ごちそうさま」などだそう。

ちなみに「ありがとう」だけ、なぜ「どうも」という丁寧な言い回しなのかと尋ねたところ、アメリカ出身のロックバンド・スティクスの80年代の曲の中にある「ドモアリガト・ミスター・ロボット」という歌詞が頭に残っているからだと、実際に陽気に歌ってみせるひょうきんな彼だ。

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