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「6人組アイドル」で“ハブられた女性”の鮮やかな復讐劇。一番人気が抜けたグループの末路は…

日刊SPA! / 2024年10月28日 15時52分

◆スケジュールが共有されず、遅刻したことも

綾音さんが在籍していたグループは、もともと事務所でくすぶっていたタレントやモデルを寄せ集めて作られたもの。それだけに、このグループをキッカケに売れたいというメンバーばかりで、結束力も高く仲が良かったのだとか。ただ、綾音さんだけが推されるようなメジャーデビューの話は、イジメの首謀者であるBさんだけでなく他のメンバーもどこか気に食わない気持ちもあったのだろう。そんな綾音さんを標的としたメンバーの裏切りは、徐々にエスカレートしていったとか。

「途中から、私がいない5人だけのLINEグループを作って、いろいろな情報共有を始めた。わたしへの悪口はもちろん、事務所への不平不満もやりとしていたみたいです。そこで交わされた話題を楽屋で話すので、とうぜん私は知らず置いてけぼりに。しかも、マネージャーからの伝達を、その5人だけのグループで共有して私に教えず、ライブに遅刻してしまったこともありました。

イジメを受けるようになって、なんだかアイドルとして働くことがバカらしくなり、大学の授業を真面目に受けてキチンと一般企業に就職しようと考えを改めたんです。私が就職活動を始め、グループの仕事ができないことが多くなると、それも馬鹿にしていると頭にきたみたいでメンバーのイジメはエスカレートしました」

◆グループを抜ける決心をして、復讐を計画

事務所も、センターにするつもりだった綾音さんが学業優先を宣言し大騒動に。結局、事務所とレーベル間で決定していたメジャーデビューは先送りになってしまったそうだ。

「ファンやメディアに告知していなかったので、私が学業優先すると言ったらメジャーデビューの話はすぐに無くなった。それが、メンバーは気に食わなく直接嫌味を言われることもありました。また、ライブやイベントに出る際は衣装を隠されたり、ステージ上でも立ち位置を変えられたりする嫌がらせばかりになった。さすがにやっていられなくなり、就職もすでに決まっていたのでグループを抜ける決心をしました。ただ、やられっぱなしも嫌なので、復讐することに決めたんです」

◆夢を諦めさせてくれて「感謝している」

ここまで、メンバーの妬みで嫌がらせを受け続けた綾音さん。事務所を辞めると決心した後は、とにかく証拠集めを行ったそうだ。

「早めに楽屋に入ってスマホを録音状態にし、私はわざと席を外して隠し録りしたんです。そうしたら、私の悪口だけでなく、事務所への不平不満もボロボロ出てきた。何度か同じように音声を隠し録りして証拠を集めて、マネージャーや社長にイジメの証拠をつきつけたんです。それと同時に事務所を辞めて就職することも告げて会社を去りました」

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