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競輪がもっと熱くなる!「知っておくと車券購入に役立つ“5つの格言”」

日刊SPA! / 2024年10月31日 15時30分

 このような高配当は意外と出現します。最近では、2024年10月26日に開幕した京王閣競輪G3の初日7レースで、98万4340円の配当が飛び出しました。3連単が④→⑧→②で433番人気の組み合わせ。やはり4番車と8番車が1、2着に入っています。

 また、10月18日の弥彦競輪「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(G1)」2日目の11レースでも、56万7190円の配当が飛び出しています。3連単が③→④→②で478番人気の組み合わせでした。

 穴狙いをするなら、4・6・8番車の“ヨーロッパ”に注目です。 意外な高配当を手にするチャンスが待っているかもしれません。

◆格言④「後ろには自分より強い地元の先輩」

 車券を的中させるためには、過去のレース結果だけでなく、選手たちの得意な戦法やレース中の駆け引きなど、記憶に焼き付いたシーンも予想の武器になります。ここからは格言とともに、記憶に残るレースを振り返ってみましょう。

 ラインの先頭を走る若手選手は、後ろに自分より強い地元の先輩がいると、いつも以上に気合を入れて走ることがあります。地元、そして尊敬する先輩のためにも全力で駆けるのです。

 例えば、2024年1月14日の和歌山競輪場「和歌山グランプリ(G3)」決勝でのことです。地元地区での記念開催を制覇すべく、近畿の選手たちは燃えていました。この決勝で近畿ラインの先頭は寺崎浩平(30歳・福井=117期)が任され、番手はS級S班の名レーサー古性優作(33歳・大阪=100期)が固めます。

 寺崎は残り1周半を伝える「打鐘(ジャン)」のタイミングで、後方から全力で踏み始め、主導権を奪います。この圧倒的なスピードは他のラインを寄せ付けず、近畿勢4車が上位を独占。まさに「後ろには自分より強い地元の先輩」を体現した名レースでした。

◆格言⑤「二段駆けの頭鉄板」

 最後に紹介したい格言は「二段駆けの頭鉄板」。

 この格言は、二段駆けによって番手選手の勝率が高まるという考えによるものです。二段駆けとは、同じラインの中で2人の先行選手が順番に先行してスピードを上げ、最終的にチーム全体の勝利を目指す戦法のこと。ライン先頭の先行選手がまずスパートし、体力を消耗して後退すると、今度は2番手の“先行もできる番手選手”が前に出て、ラインをけん引します。

 番手の選手は先行選手を風よけにして脚を温存しているため、最後のスパートで有利に立ちやすくなるのです。

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