藤岡真威人20歳、ヒーロー役で初主演。父親の藤岡弘、とは「ちゃんとケンカができる関係」
日刊SPA! / 2024年11月5日 15時53分
これまでヒーローと聞いて自分の中で思い描いていたのは、最初から強い正義の味方だったんですけど、健太は、ヒーローに憧れてはいたけれど、最初から強いわけではないんです。
アオイさんに出会ったことで、姿が変わっただけじゃ自分の理想とするヒーローにはなれないことに気づいて、成長していく。そこに今までにない新しいヒーロー像と魅力を感じて、すごく感動しました。
――実写化発表と同時に、ファンからの反響もすごかったです。予想以上で驚いたのでは。
藤岡:発表の際は本当にドキドキしていました。初主演という点でもドキドキでしたし。でもみなさん、本当に温かい声ばかりで。連載から40年経ってますけど、みなさん、とにかく待っていたんだなと伝わってきました。
そうした作品にキャスティングしていただけて本当に光栄ですし、その期待に応えられるだけの熱量で取り組んだ自信はあります。
◆『パワーレンジャー』などで知られる坂本浩一監督によるアクションは必見
――最初はプレッシャーもあったのでは?
藤岡:実写化に対する声に対しては、正直シビアな声も覚悟はしていました。でも本当に温かい声が多くて、感謝しきれないです。
原作の桂先生や、監督、スタッフさん、共演者のみなさんたち、いろんなものがタイミングよくかけ合わさって世に出たものが、みなさんに受け入れてもらえているのだと思います。
――アクションを楽しみにしているファンも多いかと。
藤岡:そこはおそらく皆さんが思っている以上に、たくさん盛り込まれていると思います。振り返ってみると、このドラマの半分以上は殴ったりけったり、吹っ飛ばされたりしていたんじゃないかなと(笑)。
坂本浩一監督がアクションにお強いお方なので、やっていくうちにもっともっととなったのかな?(笑)
台本で感じた以上に、相当やった印象です。それに健太は、中身はただの一般人なので、やられて吹っ飛ばされることが多くて、いままでにないアクションの勉強になりました。
◆いわゆる“2世”とみられることをどう思うか
――藤岡さんは、デビューとなったSEGAのCMで、せが四郎を演じたときもお父様からのアドバイスを受けたとお話されていました。芸能界ではいわゆる2世とみられることに抵抗を感じる人もいますが、藤岡さんはご家族でとても仲がいいのを隠そうとしませんね。
藤岡:自分は小さな頃から、とにかく愛情たっぷりに育てられました。物心ついていないときから愛情を注いでもらっていて、その感覚というか、経験が僕の体と記憶に残り続けています。だから父の言うこと、教えること、親に対しての抵抗が芽生えないですね。
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