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上司に「むちゃな納期」を命じられたとき「とりあえず進めてみます」はNG。締切りをのばす、ひろゆきの“ズルい”言いまわし

日刊SPA! / 2024年11月10日 8時46分

上司に「むちゃな納期」を命じられたとき「とりあえず進めてみます」はNG。締切りをのばす、ひろゆきの“ズルい”言いまわし

仕事やプライベートで「なぜかうまくいく人」は、どんな言葉を使っているのか? 実は賢い人ほど、相手から期待通りのリアクションを引きだす「ズルくてうまい言いまわし」を日頃から駆使している。
どんな言葉を使えば物事がスムーズに進むのか? 様々なシチュエーションごとに「ダメな言い方」「うまい言い方」を解説した、ひろゆき氏の新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし』から、テクニックの一部を紹介しよう。

◆上司からむちゃな納期を課せられたとき

普通にやって一週間以上かかる仕事を、「キミなら頑張ればできるから、5日間でやってほしい」と上司から言われた。もちろん頑張ればできなくはないが、他の仕事との兼ね合いもあり厳しい。なんとか納期を延ばすことはできないか?

◆「ミスしても責任は取らない」というスタンスを暗に示す

「今日できることは明日に延ばすな」みたいな言葉もありますが、僕自身は「明日できることは今日やるな」と思っているタイプです。そもそも、今日できるからといって全部やろうとすると、今日やらなければいけないことができなくなりますからね。

 しかし、世の中の仕事ではそうも言っていられないケースがあります。例えば、上司からむちゃなスケジュールを課せられたとき。普通なら1週間以上かかる仕事量を、「キミなら5日でできるよ!」と頼まれ、しかも断りづらい状況だったらどうするか?

 そんなとき、「頑張ります」とか「とりあえず進めてみます」と答えるのは得策ではありません。「進める」とか「頑張る」という答えは、上司の脳内では「できます」と変換されます。その結果、締め切りを過ぎてしまったときの責任の所在があなたにあることになってしまうからです。

 そもそも適切ではない仕事量を振って締め切りを過ぎたら、それは差配した上司の責任です。それなのに日本人の場合、なぜか自分の責任だと思ってしまうマインドの人が多いです。

 なので、この場合は「5日間でできなくはないですが、ミスが発生する可能性が高いです」などと伝えたほうがいいです。ポイントは、「できない」と言うのではなく、「できる」と言いつつも、「もしものときは責任を取りませんよ」というスタンスを示すことです。そのうえで「せめて1週間はください」と交渉していけば、上司が応じる可能性が高くなります。

 さらに、他の仕事で忙しい状況なら、「これ以上重なると体調を崩すかもしれません」といったリスクにも言及したほうがいいです。世で言うパワハラは「労働上の指導が必要以上に行われ、心身に健康被害を与える行為」を指します。つまり、「ミスが発生したり体調を崩したりする可能性がある」と、伝えているのに上司が長時間労働を強いて部下に健康被害を与えたということになってしまうのですね。

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