元日テレ・上重聡アナ、フリーになった直後の苦悩を語る「今日も0円か」…帯状疱疹を2回経験
日刊SPA! / 2024年11月10日 8時53分
上重:野球関連の仕事だったり、野球をしていたときの知り合いに仕事をもらったりが多かったです。野球にもう一度助けられたなという感覚です。
――局アナ時代とフリーで一番変わったことは?
上重:まず仕事の幅が広がりましたね。日テレ以外のテレビに出演することも不思議な感覚でしたし、ラジオやYouTubeといった仕事は全くしたことがなかったのでどれも新鮮ですね。CMで演技もしたのですが、自分の大根役者っぷりには驚きました(笑)。
◆仕事は選ばずに町内会の司会や運動会の実況も
――珍しいオファーもあったりしますか?
上重:町内の夏祭りの司会もありましたし、社内運動会の実況もしました。それからミスコンの審査委員長をしてほしいというオファーもありましたね。「司会じゃなくて審査委員長でいいの?」とは思いましたけど(笑)。
――仕事を選ぶ基準は?
上重:基本的にスケジュールが空いていればすべて受けるようにしています。どんな仕事でもそこから得るものがあると思っていて、新人時代に戻った気持ちで取り組んでいます。
◆局アナ時代よりも収入面ではアップ
――収入面での変化は?
上重:今のところは、局アナ時代より少し上がっていますね。ただ、月によって仕事量やギャラがバラバラだったりもするので一喜一憂せずにしようとは思っています。収入は後からついてくるぐらいの気持ちで、とりあえずは仕事を楽しもうかなと。
――そんななかで、楽しんでやれていると感じる仕事は?
上重:YouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂』のアシスタントをやらせていただいているのですが非常に楽しいですし、やりがいがありますね。テレビだと一人の選手を深掘りする企画って意外とないので勉強にもなっています。
――もともと上原さんとは親交があったのでしょうか?
上重:実は巨人時代の上原さんとはほとんど接点がなくて……。大エースだったのでちょっと近寄りがたい存在でした(笑)。
たまたま上原さんが所属している事務所の社長が一緒に甲子園にも出場した京都成章のキャプテンで。その繋がりでお話いただいた形です。ここでも野球経験が今に活きているなと感じます。
◆WBCのシャンパンファイト取材に感激
――日本テレビ時代の話も聞きたいのですが、最も印象に残っている仕事は?
上重:’06年に開催されたWBCでリポーターをさせてもらったことですね。優勝インタビューやシャンパンファイトの中にも入らせてもらって、イチローさんや松坂をはじめとした同世代の選手にシャンパンをかけられているときに「この歓喜の輪にいるってすごいことだな」と感激しました。
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