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タイに“家族”で移住した人気YouTuberが明かす「生活費は月平均10万バーツ(約44万円)」のリアル

日刊SPA! / 2024年11月15日 15時53分

 一方で、苦労することもあるという。

「3月から5月の暑季は日中の気温が40度近くまで上がります。また、バンコクは交通量が多いため排気ガスがすごいんです。子どもをベビーカーに乗せていると、ちょうど排気ガスが当たる位置になってしまい、かわいそうだと感じます。道路には穴があったり割れ目ができていたりして、ベビーカーでの移動がしにくいのが難点。子連れでの移動には車が便利だと思いますね。

 また、良い保険をまだ見つけられていないので、子どもが中耳炎にかかったときに病院に連れて行ったら、日本円で約8万円ほどの費用がかかってしまい驚きました。自分も含め、どの医療保険に加入するかも今後の課題ですね」

◆生活費は家賃も含めて月に平均10万バーツ(約44万円)

 タイは東京に比べて家賃が安いのが魅力だというマンペーさん。

「現在住んでいるのはバンコクのコンドミニアムで、日本でいうところの1LDKほどの広さがあります。詳しい家賃はお話しできませんが、たとえば東京都内であれば50~60万円ほどする物件が、タイではその約1/3程度で借りられます」

 旅系YouTuberとして、タイには何度も旅行で来ていたが、移住前に抱いていたイメージと実際の生活には、どのようなギャップがあったのだろうか。

「物価が安いイメージがありましたが、単身と家族連れでは生活費が全く違います。僕一人なら、スーパーのフードコートやローカル食堂で1日の食費が300バーツ(約1,300円)程度、月にすると9,000バーツほどで収まります。なので、単身なら月2万バーツ(約9万円)ほどで生活が可能だと思います。

 ただし、家族で生活するとなると、家賃も含めて、月に平均10万バーツ(約44万円)が現在の我が家の生活費です」

◆「陽気な雰囲気のタイで子育てがしたかった」

 増税や低賃金が叫ばれる日本と比べて、どちらが住みやすいと感じているのだろうか。

「子育てを含めて、僕としてはタイの方が生活しやすいですね。僕は日本に会社があるため、住民票は日本に残していますが、タイでは所得税のみが課税対象で日本のような住民税がないため、生活コストが抑えられます。また、今の日本は少し空気が重いというか、落ち込んでいる印象があるので、陽気な雰囲気のタイで子育てがしたかったというのもあります」

 このままタイでの子育てを続けていくつもりなのか。

「妻は子どもにいろいろな国を経験させたいと考えているので、小学校入学までの間は家族で2〜3年ごとにさまざまな国に移り住むことを考えています。また、将来的には子どものためにも英語圏の国で暮らすことができたらいいなと」

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