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東国原英夫氏、県知事時代に体験した“男性更年期障害”の過去。発汗、不眠、やる気の欠如…「たけし軍団時代は何を言っても許されたけれど」

日刊SPA! / 2024年11月16日 8時53分

◆テストステロンが持つプラス作用

 長い間、男性中心の社会で経済発展してきた日本。「弱音を吐かない強い男性像」を目の当たりにしてきた中高年世代にとって、病気を自認したり、周囲に明かすことには抵抗があるのかもしれない。

 しかし職場環境が変わり、男性の多様な生き方も認められている昨今において、男性ホルモン「テストステロン」を知ることで「個人の人生設計をするうえで有利に働く」と、堀江氏は続ける。

「テストステロンには意欲やチャレンジ精神、他者に貢献したい気持ち、公正を求められる正義感など、社会生活を送るうえで必要な力と関係があると言われています。男性が獲物を捕りに出かけた狩猟採集時代から培われているホルモンで、イギリスケンブリッジ大学によれば、テストステロンの値が高いグループは、投資の利益が高かったという研究結果が出ているなど、ビジネスの現場でも有利に働く可能性があります」

 公私にわたって自分らしく力を発揮できるテストステロン。堀江氏によれば、牡蠣、豚レバーなどに含まれる亜鉛、そしてキノコ類や鮭に含まれるビタミンDの摂取が効果的だという。テストステロンを味方につけて、豊かな人生につなげたいものだ。

<取材・文/日刊SPA!取材班>

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