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高校の“いじめっ子”と社会人サークルで再会…「大人になっても横暴なまま」だった男の末路

日刊SPA! / 2024年11月18日 8時54分

高校の“いじめっ子”と社会人サークルで再会…「大人になっても横暴なまま」だった男の末路

※画像はイメージです

 ターゲットにされてしまうと日々の生活が一気に地獄へと変わってしまういじめ。学校では、最近まで親しかったはずの友人がいじめっ子に豹変するケースも珍しくない。
 食品卸売会社に勤める大窪聖人さん(仮名・28歳)も高校2年の時、同じクラスになった中学時代からの友人にいじめられた経験を持つ。クラスカースト上位の連中と一緒になってからかってくるようになり、昼休みには購買にパシリに行かされていた。

◆友達だったはずなのに……中学時代の思い出を否定されてしまった

「暴力はなかったけど、毎日のようにイジってくるのが本当に辛かった。最初のうちは言い返すも強い口調で恫喝してくるので怖くて受け入れるしかなかったんです。

 一度、友達なのに何でそんなことするんだよ、って聞いたことがありましたが、『冗談だろ? お前のこと友達と思ったことなんかねーよ』って。中学のころは互いの家に遊びに行くほど仲がよかったからあの一言は涙が出るほどショックでした」

 進学校ではなかったが、元友人は県外の大学に進学。一方の大窪さんは実家の経済的な事情もあって就職を選んだ。この決断についても「進学しないって人生負け犬確定だな」など心無い言葉を浴びせられてしまう。

◆フットサルサークルでいじめっ子と再会

「ただ、奴は地元を離れるので会う機会もないと思い、それがせめてもの救いでした。でも、高校卒業から4年数か月が経ったある日、再会してしまったんです」

 それは就職後に趣味で参加していた地元の社会人フットサルサークルでのこと。新メンバーとして入ったのが大学卒業後に地元に戻ってきた元友人だったのだ。

「奴の前で弱みを見せたくなかったので平静を装っていましたが、実は動悸が止まりませんでした。

 みんなの前で『山岸とは中学高校の同級生なんですよ』とか爽やかそうに言うのに、挨拶後には自分の耳元で『まさかお前もいたとは思わなかったよ。これで楽しみが増えたわ』って。高校時代の嫌な奴のままでした」

◆フットサルの練習中、自分だけにラフプレーをしてくる元友人

 元友人は最初のうちはおとなしくしており、絡んでくることもほとんどなかったがチーム内でのゲーム形式の紅白戦になると山岸さんにだけファールまがいのチャージを繰り返していた。それもボールではなく明らかに彼の足を削る場面も一度や二度ではなかった。

「試合だったらレッドカードを出されてもおかしくないプレーもありました。さすがに周りの方たちが注意してくれましたが、『大丈夫っすよ。俺との仲なんで』とどこ吹く風。その態度に周りも『同級生って割には全然仲良くないよな』と疑問を持たれ始めたんです」

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