「4人で卒業旅行に行く予定」が“仲間外れ”にされた女子大生…「もう二度と会いたくないです」
日刊SPA! / 2024年11月20日 8時51分
「大きなリュックを背負い、バンコクから陸路でアンコールワットのあるシェムリアップを目指しました。宿は出発前に予約しましたが、いずれもゲストハウスのドミトリーと呼ばれる大部屋。
最初は不安でしたけど、同じように1人旅をする女性も多く、国籍や年齢を問わずいろんな方と仲良くなることができました。帰国後もSNSで連絡を取り合っており、仲良くなった日本人の旅仲間の中には同じ首都圏在住の方が何人かいたため、たまに会って一緒に飲んだりしています」
なお、A子さんをはじめとする3人組とは、大学の卒業式で久々に再会。その場ではお互い親しげに会話し、一緒に記念撮影もしたが「彼女たちに会うのはこれが最後だろうな」と思ったそうだ。
「卒業旅行のことを追及して事を荒立てるつもりはなかったです。当時はまだ就職前とはいえ、一応大人でしたから。この頃には相手への怒りの感情はなくて、本心からどうでもよかった。よく好きの反対は嫌いではなく無関心と言いますが、まさにそんな心境でした」
◆卒業旅行で除け者にしたのに、なかったことにして接してくる友人
ただし、卒業後もA子さんからは時々LINEが届くそうで、食事やお酒に誘われても仕事を口実に毎回断るのがお決まりに。
すると、今年の夏に届いたメッセージには《忙しいのかもしれないけど、なんか付き合い悪くない?》とあったので《卒業旅行のこと、忘れてないから》と返信。以降、A子さんからは一切連絡がないという。
「もう会うつもりはありません。いい加減、私も距離を置いていることを察してほしくて最後に少しだけ毒を吐きました(笑)。大学も学部も同じで友達として付き合っている以上、1人を除け者にしてもバレるのは当たり前。そのことをなかったことにして接してこられても困りますから」
今回のケースのように卒業旅行をめぐるトラブルは、やられた側にとっては学生生活の思い出自体を変えてしまいかねない。そう考えると、ただの友人同士の旅行とは比べ物にならないほどハードルは高いとも言えるようだ。
<TEXT/トシタカマサ>
【トシタカマサ】
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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