「箸の持ち方が生理的に無理…」と別れを決意した43歳女性、3か月後に“幸せな結婚”をできたワケ
日刊SPA! / 2024年11月21日 15時55分
―[結婚につながる恋のはじめ方]―
皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。
◆相手の欠点ばかりが目についてしまうワケ
婚活をしていると、つい相手の小さな「欠点」に目がいってしまうことがあります。
「お茶の飲み方が気になる」「気性が荒そうに感じる」「自分好みのファッションじゃない」「将来像が違う気がする」などなど。
この欠点、確かに気になる点としてこれから結婚する相手としては重要かもしれません。しかし、実は自らを投影しているため、そこに強くフォーカスしている可能性があります。
「自分に自信がない」「未来が不安」といった本心があればあるほど、相手に投影しながらその証拠探しをするため、ネガティブな情報に焦点が当たりやすくなります。
◆箸の持ち方が生理的に無理かもしれない…
トモミさん(仮名・43歳)がトオルさん(仮名・44歳)と真剣交際を経て、いよいよお互いに結婚を本格的に意識したタイミングのことでした。
トモミさんから「どうしても気になることがあって交際終了したほうがいいのではないかと考えている」と連絡をいただき、電話でお話ししました。
トモミさんは「彼の箸の持ち方が気になるんです。どうしても生理的に無理かもしれない」と。人によっては箸の持ち方なんて大したことないと感じるでしょう。しかし、彼女にとっては大きな問題のように見えていました。
「なぜ箸の持ち方にそこまで過剰に反応するのか?」
まずは「なぜ?」という深掘りをしました。
◆はっきりと本人に伝えてみることを提案
「私の家はとても箸の持ち方や礼儀を重んじている家なんです。だから家族との食事会で彼の箸の持ち方を見たら私の家族がなんていうか…」
トモミさんは誰のために結婚をするんですか? そして、トモミさんが作りたい家庭像はどんなものでしたっけ?
そして、最後に私はこんな提案をしました。「何も言わずにお断りするくらいなら、彼を傷つけるかもしれないけど、はっきりと伝えてみてはどうですか? 今後の人との関係作りをする上でも言いたいことを伝えると言うのは大切なことですよ」
◆こんなに愛情深い人はいないと確信
トモミさんはトオルさんに勇気を出して箸の持ち方が気になることを伝えました。
すると、その後、トオルさんは営業車の中でもお昼ご飯の時も、練習箸で箸の持ち方を変えるためにトレーニングをし始めてくれたのです。そんな彼の姿を見て、トモミさんは「こんなに愛情深い人はいない。私の求める家庭像が彼となら叶う気がします」と結婚を3か月後には決意しました。
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