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上野動物園でパンダを観る際、“失敗しないルート”が存在。ガチ勢は「開園数十分前から弁天門で待機」

日刊SPA! / 2024年11月24日 8時53分

◆③平日でも数十分の待ち時間は覚悟しよう

なんといっても人気のパンダ。平日でも30分以上の行列ができることがほとんどです。団体客や修学旅行客がいると、さらに長くなることもあります。開園直後は比較的スムーズに見学できる傾向があるので、「絶対見たい」という日は、この時間帯が良さそうです。

ちなみに、リーリーとシンシン返還が発表される前は、2頭の子である双子のシャオシャオ(オス)とレイレイ(メス)に観覧の行列ができていましたが、リーリーとシンシンは待ち時間ゼロのときもけっこうあったんですよ。

◆④行列に並ぶのもエンタメの一つ

「パンダのもり」では、スタッフの誘導に従って列を作って並びます。退屈ではありますが、かなり良い角度でパンダを見られることがあるんです。「キャー!」「かわいい」のような声が聞こえたら、おそらく屋外放飼場Dにパンダが出てきています。みんなの視線の先を見てみましょう。

この屋外放飼場Dは、ガラス窓も天井もある開放的な飼育場。やぐら状の構造物があり、パンダが登って遊ぶためのものです。ガラスへの写り込みもなく、自然光が差し込む絶好の環境なので、自然な姿を撮影できることがあります。望遠レンズをセットして並んでいると、いいことがあるかも。

これは2024年10月某日(平日)の例です。「40分待ち」の案内を確認後、シャオシャオの観覧列で40分弱待ち、観覧後、レイレイの観覧列で約20分待ちました。行列中、屋外放飼場Dにシャオシャオが突然登場。屋外放飼場Dは室内展示室3とつながっていて、パンダは自由に行き来できるのです。

自分の順番が来たら、スタッフの指示に従い、パンダの観察・撮影ができます。この日は、3エリアが設けられ、1エリアあたり1分滞在という決まり。最初に室内展示室3に案内されると、さっきまで屋外放飼場Dにいたシャオシャオも室内展示室3に来てラッキー。ここで1エリアが終了。その後、角度を変えたところに誘導され、シャオシャオを1分観覧し2エリアが終了。

屋外放飼場C(現在空っぽ)を通り過ぎた先の室内展示場1に向かい、レイレイの観覧列ができています。レイレイは、室内展示場1と屋外放飼場Bの間を走って行ったり来たり。私たちは20分並んで室内展示場1に入ったのに、レイレイは屋外放飼場に出てしまい、空っぽの室内1分何も見えなくとも終了です。

◆⑤パンダガチ勢がすごすぎる!

パンダには熱心なファン、いわゆるガチ勢がいます。超望遠レンズを装着した一眼レフカメラを何台か持っている人、パンダデザインの服やバッグで全身キメキメの人、パンダが生まれたときと同じ体重の限定ぬいぐるみを抱いている人など、思い思いのスタイルで、みんな楽しそうです。

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