1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

「とにかく怒られるのが嫌だった」1歳で芸能デビューした岡田結実が“意識して変えた”こと

日刊SPA! / 2024年12月1日 8時52分

未熟ながらも「座長なんだから」とか、自分で自分を追い込んでしまった時がすごくあって、スタッフさんや共演者さん、みんなのことを考えているつもりなのに、気づいたら自分のことしか考えられていなかったりして。

結局は自分が傷つきたくないとか、そういう考えがあるからなんだろうなって。ユウを見ていても、自分の頭の中の世界でしか考えられなくなっていくのは仕方のないことですよね。

でもだからこそ、自分の意見と反対のことを言ってくれる人が現れたときは、突っぱねないようにしたいと、この映画を観て改めて思いました。

◆なるべく怒られないように生きてきた

――しっかりとご自身の考えを持っていますが、克服したい弱点などはありますか?

岡田:怒られることが苦手かもしれません。子どもの頃から、先生にも怒られるという経験をあまりしてこなくて。怒られると気持ちがシュンとなっちゃうので、怒られることをしないように、しないようにしてきてしまって。

――そもそも怒られるようなことをしないのでは。とても器用な印象があります。

岡田:そう言ってもらえたら嬉しいですけど、枠からはみ出ないように、はみ出ないようにしてきちゃったなという思いがあって。

絶対にやっちゃいけないことというのはありますが、もう少し、怒られたらダメだとか考えずにいろんなことをしておけばよかったなと思うんですよね。なので、“飛び越える力”が欲しいです。

◆自分のことを“俯瞰”で見られるように

――自分自身のことは昔から客観的に見ているタイプですか?

岡田:いえいえ、全く。他人の目を気にしすぎる子で、俯瞰で見たり客観的に見るなんて無理でした。とにかく怒られるのが嫌だし、どう見えてるのだろうと気にして。

今でも、「どう見えてるんだろう」というのは気にしますが、そこをワンクッション置いて、芝居やバラエティに置き換えて、「今自分はどう見えているか」「どう見せたいのか」と気持ちの中で意識するようになったら、わ~っと気持ちが高ぶって暴走しそうなときも、少しずつ俯瞰で見られるようになってきました。お芝居のうえでも“俯瞰”は大事と言われましたし。

――“俯瞰”が大事。

岡田:高校生のときの演技レッスンだったと思うのですが、先生から人の芝居をつぶすことが一番つまらないと。

「俯瞰で見られないと、人のお芝居に対応できないし、掬ってあげられない。自分の芝居を押し通すのはやめよう」「お芝居はキャッチボール。そこから生まれる科学反応が楽しいものだから。相手から受け取って生まれるものを作っていこう」と言われたんです。これを心に留めていて、私生活でもそう思って頑張ってます。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください