ラブホ従業員の女子大生が「男も女も怖いと思った」最悪の珍ハプニングとは?――仰天ニュース傑作選
日刊SPA! / 2024年12月2日 15時44分
「忙しい週末の夜中にある部屋の清掃をして、管理室に向かっているときに、聞き覚えのある声が正面から聞こえてきたんです。そう……元彼が女とイチャイチャしながらやってきたんです」
紗名さんは帽子をかぶり顔には大きなマスクをつけていたそうだが、万が一のことを考えて、非常階段がある隅っこに身を隠したそうだ。
「これから楽しむ人が、いちいち清掃の人なんて気にしていないとわかりつつも、ラブホでバイトしてるなんて絶対知られたくないと思って。ただ、元彼がどんな女を連れているのか気になったんです。それで、こっそり覗き見してみると……。
一緒にいる女が、なんと私の親友だったんですよ。それも幼稚園の頃からの幼馴染で。元彼と私が付き合っていたときも、別れたときも、すべてを知っている親友が、目の前で元彼と腕を組んで歩いている。一瞬、時が止まった感じがしましたね(笑)」
◆知りたくもなかった現実
呆然と立ちすくんでいたが、ハッとして仕事に戻った紗名さん。「他人の空似という可能性もあるだろう」と、2人がチェックアウトするのを待った。
「泊まりだったら諦めていましたが、ショートタイムだったので。元彼はどうでもよくて、本当に親友だったのか、どうしても確かめたくて。モニターにかじりついていたのですが、どこからどう見ても親友で……。その日は複雑な気持ちで眠れませんでした」
紗名さんは、その後もアルバイトを続けたそうだが、「親友と5回、それ以外の女性とも10回以上利用しているのを見ました」と当時を振り返る。
「いろんな女とラブホに来ている元彼もクズですが、親友に『いま彼氏いる?』『カラダの関係の人とかいないよね?』と聞いても『いない』と答えるばかりで。『私に何か隠し事はない?』と聞きましたが、『あるわけない!』と言われてしまいました。男も女も怖いですよ、本当に。知りたくなかったことを知ってしまった」
親友に嘘をつかれたことに大きなショックを受けた。これ以上は2人の姿を見たくないと思い、ラブホのバイトを辞めて、親友とも距離を置いた。この事件の後は、しばらく人間不信になってしまったそうだ。
<取材・文/吉沢さりぃ>
【吉沢さりぃ】
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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