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「仕事の劣等感」が一瞬で消える考え方。社会で生き残るキーワードは“劇団員”

日刊SPA! / 2024年12月5日 8時48分

 なので、会社にいる人たちはデキる人に見え続けてしまうんです。

◆会社という舞台でいかに仕事を「デキる風」に演じきれるか

 そもそも、同じ会社にいるということは、同じような筆記試験や面接をクリアした者同士です。業務の向き不向きはあるかもしれませんが、基本的な能力差はそんなにないです。あるのは、会社という舞台でいかに仕事をデキる風に演じきれるかどうかです。

 なので、まわりと比べて自分を卑下してはダメです。

 かくいう私も会社では劇団「社会人」の一員として演じています。

 でも、私のSNSを見てくれている方はご存知のように、何か必死に勉強をしたり、意識高い活動をしているわけでもなく、休日は畑を耕しながら過ごし、明るいうちに風呂に入って、ビールを飲みながら「お仕事、つらい……」的な発信をするような生活を送っています。

◆失敗しても「本体の自分はノーダメージ」

 たぶん、みなさんのまわりにいるデキるっぽい人たちもこんな感じだと思います。だから、まずは気負わず、肩の力を抜いてください。劇団の「中の人」はみんなそんなに変わりません。

 そして、会社では本当の自分と折り合いをつけて、「社会人」を演じてみてください。

 それで上手くいったときは自分を褒めて、失敗したときは「演じている社会人が怒られただけで、本体の自分はノーダメージ」くらいの感覚でいきましょう。

 会社で生き残るためには、このくらいのユル賢さが必要です。

みんな「デキる社会人」を演じているだけ。まずは気後れせずに肩の力を抜こう

<文/わび>

【わび】
とある企業の危機管理屋。以前は幹部自衛官として、おもに師団司令部、方面総監部などに勤務。現在は会社員として働きながら、趣味の畑仕事や狩猟などを楽しむ日々を過ごす。一方で、転職をきっかけに自衛隊などの社会人経験で身につけたメンタルコントロール術、仕事や人間関係に対する向き合い方などを中心にXで発信を開始。フォロワー数は17万人を突破し、投稿はネットニュースなどにも取り上げられるなど、人気を博している。著書に『メンタルダウンで地獄を見た元エリート幹部自衛官が語るこの世を生き抜く最強の技術』、新刊『人生から逃げない戦い方 メンタルダウンから生き延びた元幹部自衛官が語るユル賢い生存戦略』

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