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白いセダンで「あおり運転」してきたチンピラ風が、顔色“真っ青”になって警察に捕まるまで――仰天ニュース傑作選

日刊SPA! / 2024年12月13日 15時45分

「私はつい先日まで警察署に勤めていたんだが、何か君たちにあおられるようなことしたのかな?」

 この言葉でその場の空気が一変。暗がりでも男性2人の顔色が真っ青になったのがわかったという。1人はひどく狼狽し、「そんなのハッタリだ!」と唾を飛ばしながら叫んでいたようだ。そのとき、パトカーのサイレンの音が聞こえた。

「パトカーが近づいてきて駐車場に入りました。そして、叔父の元部下の人たちが出てきたんです。『遅くなりました。刑事、ご無事ですか?』。その一言ですべてが終わりました」

 吉田さんは警察に連絡したときに、場所や状況とともに“叔父の前職”を伝えていたとのこと。男性2人はその場でさまざまな質問をされ、最終的に警察へ連れて行かれた。

◆信号待ちでスマホのカメラを起動

 保育園のお迎えのために車を走らせていた田中陽介さん(仮名・30代)。トラックにあおり運転をされた際のエピソードを教えてくれた。

「私がスピードを上げてもずっと張りついてきたんです。振り切ってやろうとスピードを出すと距離をとれたのですが、あいにく赤信号につかまってしまいました」

 そのとき、田中さんはYouTubeで見た「あおり運転の対処法」を思い出したという。

「ドライバーや車のナンバーの撮影をすることでした。信号待ちの間に窓から携帯を出して、カメラを起動させたんです。運転手は、私の車に近づいたところで、撮影されていることに気づいたようでした」

 運転手はクラクションを鳴らし、停止したトラックから降りようとする。田中さんは危険を感じ、信号が青になった瞬間に逃げるように車を走らせた。運転手も急いでトラックに乗り、再びクラクションを鳴らしながら追いかけてきたそうだ。

「保育園につながる細い道があるのですが、トラックは入れない狭さなのでその道に入りました」

 安心したのもつかの間……。トラックはその細い道に突っ込んできたという。ただし、道の中までは進めず、運転手は鬼の形相で田中さんを睨みながらクラクションを鳴らし続けていた。田中さんはそのまま家に帰ったのだが……。

◆「動画を消せ」と言われたが…

「上司から電話があったんです。どのように特定したのかは分かりませんが、運転手から職場に連絡があったようで、運の悪いことに相手は取引先の人間でした。上司から『これから一緒に謝りに行こう』と言われたんですよね。もちろん、全力で断りました。でも、『謝ったほうがよいから』と聞く耳を持ちませんでした」

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