1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

朝5時に「キャンプ場の騒音問題」を起こす“小さな迷惑客”。経営者が「厳しく注意できない」と語るワケ――仰天ニュース傑作選

日刊SPA! / 2024年12月13日 15時44分

朝5時に「キャンプ場の騒音問題」を起こす“小さな迷惑客”。経営者が「厳しく注意できない」と語るワケ――仰天ニュース傑作選

2024年、反響の大きかった記事からジャンル別にトップ10を発表。話の通じない「困った人」部門、迷惑行為の数々から第8位の記事はこちら!(集計期間は2024年1月~10月まで。初公開2024年8月26日 記事は取材時の状況) *  *  *

 アウトドアのハイシーズンである8月。キャンプ場はどこも満員御礼となり、大勢のキャンパーで賑わっている。だが、人が増えると不届き者が増えるのも世の常。迷惑キャンパーによる“被害”を受けるケースが増加するのもこの時期ならでは。

◆夜に騒ぐ若者よりも迷惑なのは…

 キャンプの迷惑客といえば、夜中まで騒ぐ若者のイメージもあるだろうが、この季節、同じ若者の騒音でも少々事情が異なる“騒音問題”に頭を悩ませる人が多いそうだ。山梨県のキャンプ場経営者の男性は困り顔で話をしてくれた。

「若者たちが夜中まで騒いで……なんてのは、実はそんなにないんです。夏休みや連休で問題になるのは子供たちの騒音。それも夜ではなく朝の騒音なんですよね。夏休みや連休は家族グループでいらっしゃる方が多いのですが、仲のいい友達と来たことで子供たちのテンションは上がりっぱなしです。

 子供たちは5時くらいに起き出して、キャンプ場の中で遊び出します。だから、夏休み中は夜中の騒音よりも、明け方の騒音についてのクレームが増えるんですよ。ですから最近は22時以降はもちろんクワイエットタイム(できるだけ静かにする時間)、朝も6時までは静かにしましょうという注意喚起もしていますが……」

◆グループキャンプ禁止のキャンプ場も

 いくら夏場で明るくなっているとはいえ、朝の5時から走り回って、大声を出してはしゃぐ子供。これは周りのキャンプ客としたらたまったものではない。アウトドアライターに話を聞いた。

「対処法として、チェックイン時に『夜は22時以降、朝は6時まではお静かに』と注意するくらいですが、静けさを売りにするキャンプ場はグループキャンプを禁止にして対処しているところもあります。騒音って、1家族だけだとほとんど起きないんですよ。複数人でワイワイしちゃうから起きるんですよね」

 たしかに騒音トラブルの大半はグループで起きており、筆者もキャンプ歴は10年以上あるのだが、家族でどんちゃん騒ぎなど見たことはない。騒がしいのは大半が若者たちのグループや数家族で来たグループ客であった。

「プライベート感を大切にするキャンプ場のほうが騒音問題を多いのでは……」と、このアウトドアライターは話す。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください