雪道で執拗にあおり運転をする「わ」ナンバーの車。5分後に“あおった罰”が下っていた――仰天ニュース傑作選
日刊SPA! / 2024年12月17日 15時45分
すぐに車は見えなくなり、ホッとした森井さんだが、話はこれで終わらない。5分ほど走った緩やかカーブで先程まで執拗に煽っていたレンタカーがスピンしたのか道路脇の雪だまりに突っ込んでいたのだ。
交通量が少ない深夜の山道ゆえに状況によっては救出する必要がある。そこで速度を落として現場に近付いたが車には問題なかったのか、ちょうどバックで雪だまりから脱出しようとして出ようとしていたため、特に大きなトラブルはなかったと判断。結局、車を停めずにそのまま素通りする。
「まあ、どんな奴なのか気にならなかったといえばウソになりますけど、煽り運転してくるような輩だし、声をかけて逆に絡まれても困りますから。それに私のことを煽った罰が下ったのでしょう。個人的に自分から何かしたわけではないですが相手が勝手に自滅してくれたことで少しは溜飲が下がりました」
◆懲りたのか、今度はマナーを守って走行
それからしばらくして同じレンタカーが再び後ろから迫ってきたが、この時は煽ることもなく十分な車間距離をキープ。同じようにまた先に譲ってあげると、今度は先程とは打って変わってハザードランプを点滅させるお礼のサインを送ってきたそうだ。
「雪だまりに突っ込んだことで冷静になったのか反省したのかはわかりませんが、散々煽りまくってきた最初の時とは別人のような運転でした。だったら最初からおとなしくしてろよと思わないわけでもないですけどね(笑)。いずれにしても冬場の煽り運転は冗談抜きで洒落にならない。自分らのような冬道に慣れている人間でもヒヤッとする場面は多いし、ああいう真似はマジでやめてもらいたいですね」
首都圏や関西圏のように普段雪が降らない地域でも積もる時はあるし、それ以上に道路がブラックアイスバーンになっている場合は意外と多い。雪がない分、むしろ危険という見方もできる。
そもそも季節を問わず煽り運転自体が妨害運転罪という違法行為。加害者のドライバーたちはそのことをしっかりと自覚してほしいものだ。
<TEXT/トシタカマサ>
【トシタカマサ】
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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