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女性から「パートナーにしたい」と思われる男性の特徴。“スペックが高い”だけでは選ばれない

日刊SPA! / 2024年12月17日 15時53分

 嫌われないことを最優先にしている男性は、マイナス評価を受けることは少ないのでビリになることはないかもしれませんが、プラス評価が飛び抜けて高くなるわけではないので、せいぜい2位が関の山。

 リスクを恐れてアグレッシブにアピールできない男性が他のライバルに差をつけて優勝するというケースは、可能性としては低いと言わざるをえません。

◆「嫌われてもいい」という覚悟を持ってアピール

 ですから婚活を成功させるために必要なのは、「嫌われてもいいから自分の個性をアピールしていくという覚悟」です。

 たとえば女性とのデート中、一般的にはちょっと変わっていると思われそうな趣味についてや、マイノリティだと思われる独特な価値観などについて熱弁したとしましょう。

 すると、そのエキセントリックさに女性がドン引きして、その女性を射止めるための婚活レースでビリになってしまうかもしれません。

 ……が! 逆に、その女性がエキセントリックな一面に強く惹かれるかもしれませんし、その女性も同じような趣味や価値観を持っているかもしれません。そうして一気にトップに躍り出るなんてこともあるでしょう。

 5人中5位になってもいいから自分の個性をアピールしようというスタンスでいると、ぶっちぎりの1位になれる可能性が出てくるというわけです。

◆差別化を図って「すごく好かれている」域へ

 ちなみに、レースに参加している5人の男性が、全員その女性から「好かれている」というケースも充分ありえます。

 ただ、恋愛感情(好意)というものは「ある」か「ない」かに二極化できるものではなく、要するに0か100かではありません。女性が男性に向ける恋愛感情の数値が、1位へは100、2位へは80、3位へは60、4位へは40、5位へは20というようなレース状況の場合もあるということです。

 要するに「好かれている」だけではダメで、「好かれている」なかでもライバルとの差別化を図って「すごく好かれている」域に達していないと、成婚に至らないということは多々あるのです。

 スペックは決して低くないのにナゼか婚活がうまくいかないという男性が、気づいていない婚活の真理――。

 それは【婚活は“1位を目指すレース”】だということ。そして「嫌われてもいいから自分の個性をアピールしていくという覚悟」が必要だということなのです。

<文/堺屋大地>

【堺屋大地】
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービス『トークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。X(旧Twitter):@SakaiyaDaichi

―[ゼロ恋愛 〜経験値ゼロから学ぶ恋愛講座〜/堺屋大地]―

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