あおり運転の“加害者”に訪れた悲劇。警察の登場に大慌て、車が縁石に乗り上げて…――仰天ニュース傑作選
日刊SPA! / 2024年12月19日 15時45分
※写真はイメージです
2024年、反響の大きかった記事からジャンル別にトップ10を発表。危険な運転は許さない「あおり運転」部門、仰天のエピソード第9位の記事はこちら!(集計期間は2024年1月~10月まで。初公開2024年7月15日 記事は取材時の状況、ご注意ください) * * *
ニュースなどで頻繁に取り上げられる「あおり運転」。被害者の精神的苦痛は深刻であり、トラウマにもなりかねない。
自動車損害保険を扱うチューリッヒ保険は今年、『2024年あおり運転実態調査』を実施。あおり運転をされたことがあるドライバーは72.5%であった。昨年の53.5%よりも大幅に上昇し、この半年間でも24.1%と多くのドライバーがあおり運転に遭遇していることがわかった。
今回は、あおり運転の加害者に訪れた悲劇を紹介する。
◆交番を過ぎた途端に猛スピードで“あおり運転”
加藤優紀さん(仮名・30代)は、夜の道を運転していたときに、あおり運転に遭遇した。目的地までの道には大きなバイパスがあり、スピードを出す車が多いようだ。
「その日もスピードを出す車が多いなか、雨が降っていたこともあり、いつもより慎重に運転していました。すると、後方から車間距離を詰めてくる車がいたんです。なるべく平常心を保ち、スピードを上げずに運転していたのですが……」
バイパスには交番があり、後方の車はその手前からスピードを落としたそうだ。車間距離をあけて走行していたので「これで、あおられる心配はなさそう」とホッとしたのも束の間……。交番を過ぎると、猛スピードでピッタリと後ろにつけてきたという。そして、次の瞬間……。
「目前に赤信号が迫っていたので一時停止しようとすると、急に私の車を追い越して止まりました」
突然の追い越しに“ヒヤッ”とした加藤さんだが、「青信号になればスピードを上げて走り去ってくれるだろう」と安堵していた。しかし……。
「スピードを上げるどころか蛇行運転をして、今度は私の走行を妨害してきたんです!」
加藤さんは、さすがに憤りを覚えクラクションを鳴らしてしまったそうだ。
「それが相手の思うツボだったようで、余計におもしろがって蛇行運転を続けてきたんです。進路変更してその場から離れることもできたのですが、目的地まで3分ほどの距離だったので我慢しました」
◆突然現れた救世主「警察に通報させてもらいました」
すると、後方からパトカーのサイレンが聞こえ、あっという間にあおり運転の車を取り締まってくれたのだとか。
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