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銭湯で「露天風呂を占拠して騒ぐ」迷惑な若者客たち。“腕っぷしの強そうな客”に「お前ら周りを見ろ!」と一喝された結果…

日刊SPA! / 2024年12月21日 15時53分

 そんな水風呂で見かけるマナー違反といえば「サウナの汗を流さず入る」「水風呂内で泳ぐ、はしゃぐ」などが多い。なかでも数年前に遭遇した水風呂絡みのトラブルは、今なお強く記憶に残っている。

 都内でも最大級と言われる台東区の某人気銭湯に行った時のこと。その銭湯はサウナと水風呂の規模も大きく、他店と比べて数倍の規模を誇っている。その水風呂も休日の最盛期にはたびたび満員御礼となるのだが、その時はたまたまスペースに余裕があった。

 筆者も含め3〜4人が水風呂に浸かっている所で、突如として水風呂内に大きな水しぶきが発生!なんとひとりの客が、大きな水風呂をプール代わりにして思いっきり飛び込んだのである。近くにいた筆者も他の客も、大波が顔面直撃するわ、鼻まで水が入るわ、たまったものではない。

 もちろん周り一同は大激怒。飛び込んだ客はしばらくヘラヘラと笑っていたが、数人から激しく叱責されて大人しくなり、無表情で去っていった。彼がその後も同じ店内で入浴を楽しめたかは不明だが、いくら水風呂が広いとはいえ、何故あんな愚行を犯したのか。今なお不可解である。

◆脱衣所をビショ濡れにしたせいで喧嘩に発展

 銭湯でのトラブルは浴室だけでなく、脱衣所でも発生する。特に多い……というよりほぼ毎日起こっているであろうものは、タオルで体をよく拭かないまま浴室から出てきた客が、肌に残った水滴を飛び散らせて床を濡らしてしまう場合だ。

 浴室から出る際は、手持ちのタオルや手拭いなどで出来るだけ体や髪を拭いてから、というのがマナー。それでも拭いきれない箇所はどうしてもあるし、多少の水滴が垂れるのはやむを得ないだろう。しかし、歩いた後にそのまま小川ができるほど体中ビチャビチャなのは、いかがなものか……。

 コレが喧嘩に発展してしまった例に遭遇したことがある。中年男性が体を拭かずに浴室から上がり、脱衣所の床はびちょ濡れに。それに御老人が「ちゃんと体を拭け! そんな事も分からんのか!」とご立腹になり、中年男性側も老人の口ぶりに逆上。剣呑な状況は銭湯店員に制止されるまで続いた。

 なお、銭湯の脱衣所には大抵、床拭き用のモップが置いてある。客も自由に使えるようになっており、床が濡れたらこれで拭けば良いのだが、拭いてすぐ別の客に濡らされることも度々である。せっかく良いお湯で疲れを落としたのに、その直後に別種の疲れと徒労感がやってくるのは本当に悲しい。

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