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『孤独のグルメ』ドラマが始まり、原作者・久住昌之が困ったことがあった「松重五郎の声がする」

日刊SPA! / 2024年12月25日 8時47分

――映画はいかがでしたか?

久住:よかったです。「よかった、これはみんなおもしろいって言ってくれそうだ」とほっとしました。最初に脚本を読んだときは、ちょっと要素を盛り込みすぎじゃないか、松重さんは初監督で力が入って、あれもこれも詰め込みすぎたんじゃないかと心配になりました。だけど、試写を観たらスッキリしてて、何より映画として軽いのがよかった。大感動! みたいな大げさなところがなくて、ただおもしろい。それがいい。

◆世界に「五郎ちゃんごっこ」が広がれば戦争も減るのでは

――30周年を記念して、さまざまな作家さんが漫画やエッセイを寄稿したトリビュートブックも刊行されました。

久住:皆さん、その人らしさが感じられる作品ばかりでおもしろかったです。谷口ジローさんの井之頭五郎がいて、松重豊さんの井之頭五郎もいる。江口寿史さんも浦沢直樹さんも井之頭五郎になっている。皆さん、結局「五郎ちゃんごっこ」をしてるんですね。映画が外国でも公開されたら、世界に「五郎ちゃんごっこ」が広がらないですかね。そしたら戦争も少し減るのでは、なんて。

【久住昌之】
1958年、東京都出身。漫画家、音楽家。1981年、和泉晴紀とのコンビ「泉昌之」として漫画家デビュー。代表作に『孤独のグルメ』(作画・谷口ジロー)、『かっこいいスキヤキ』(泉昌之名義)、『花のズボラ飯』(作画・水沢悦子)など多数

取材・文/山脇麻生 撮影/加藤 岳

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