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億り人が「新NISAで19万円のマイナス」になってしまった理由。高配当投資家が狙う“次なる銘柄”とは

日刊SPA! / 2024年12月25日 15時53分

億り人が「新NISAで19万円のマイナス」になってしまった理由。高配当投資家が狙う“次なる銘柄”とは

写真はイメージ

まもなく新NISA開始から1年。堅実に資産を増やした人がいる一方で、思ったほどリターンを上げられなかった人も少なくない。なぜ明暗が分かれたのか? プロたちの運用法と’25年の新NISA戦略を大公開!
◆億り人も苦戦!新NISAでマイナス19万円

「トータル約3000万円のプラスでしたが、新NISAは19万円のマイナスでした」

こう話すのは、主に高配当株投資で1.8億円超の資産を築いたなのなの氏。新NISA1年目は苦戦したようだ。

「配当利回り4%以上で、増収増益が続いており、PER18倍以下のものを中心に買うのが私のスタイル。200銘柄以上の高配当株を保有して分散投資を進め、新NISAでも同様に高配当株を13銘柄入れました。ところが、配当5%超のREIT(上場不動産投信)やSBIアルヒ(東P・7198)などが大きく下げてしまった。ただ、高配当投資は長期で安定したリターンを狙うものなので、’25年も保有し続ける予定です」

◆億超え高配当投資家が狙う次の銘柄は?

すでに’25年に狙う銘柄も抽出済みという。

「売り込まれたREITのなかでは、産業ファンド投資法人(東証・3249)が10年来の安値に近づいており、配当6%以上と魅力的。商社株のなかでは人気薄の双日(東P・2768)が配当5%弱なので注目しています。5%水準から減配されないとして10年持てば、仮に50%値下がりでもトントン。不屈の精神で買い続けます!」

高配当投資の成果は一年にしてならず!

◆なのなの氏の高配当株投資Point

①配当利回り4%以上を狙う

②PER18倍以下の割安銘柄

③全業種を網羅するように買う

④売上高・利益右肩上がり銘柄

⑤配当余力のある銘柄をウォッチ

【高配当株投資家 なのなの氏】
1.8億円運用し、年間配当は500万円超。近著に『月41万円の“不労所得”をもらう億リーマンが教える爆配当株投資』。@nano_nano2001
取材・文/週刊SPA!編集部
※12月24日発売の週刊SPA!特集「[稼げない新NISA]総点検」より

―[[稼げない新NISA]総点検]―

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