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「モテすぎて坊主にした」SNSで話題の女性。「無駄に性愛を向けられることは9割減りました」――仰天ニュース傑作選

日刊SPA! / 2024年12月26日 15時45分

 それ以来、Chipicoさんは「美しくはなくても、せめて無害で愉快な奴になろう」とガヤガヤ騒ぐキャラに徹するように。

「でも、そうしたら今度は私のことをよく知らない人が『あの女、ブスのくせに調子乗ってね?』なんて悪口を言っていたとか……。気にしちゃいけないと思い込もうとはしてたんですが、メンタル的には徐々に蝕まれていっていて、自分の顔を見るのが嫌で鏡を見れなくなっていたり。

同時に、『もし私が男だったら美醜にとらわれずに、愉快なキャラを演じるだけで人気者になれたかもしれないのに……』と屈折したコンプレックスも抱えてました」

 思い悩んでいたChipicoさんは、一時は本気で整形を考えるほどだったとか。だが、18歳の時に、自身の美醜について考え直す大きな転機が訪れた。

◆女っぷりがどんどん上がった大学時代

「両親と大喧嘩したことがきっかけで高校を中退し、自力で大学受験の費用を稼ぐためにショットバーで働き始めたんです。といってもそこはキャストの9割が女子で、お客さんも女のコたちが騒ぐのを求めてきてたので、ほぼガルバ。

 でも、店長の面接を受けたら、いきなり『こんな可愛い子が来てくれて嬉しい!』と言ってくれて。お客さんや同僚も『可愛いー!』って、どんどん話しかけてくれました。そんな環境で働きはじめたから、少しずつ、自分は魅力があるかもって思い直せるようになったんです」

 自信が芽生え、さらに自分の魅力を磨きたいと考えたChipicoさんは、19歳で大学進学を果たすと同時に、夜間に美容専門学校に通いはじめた。

「自分をより美しく魅せるため、また自分の本来持つ美しさを知るための確かな技術と論理を学びたかったんです。すると、さらに女っぷりが上がっていって、女子大の同級生からもモテだしました(笑)。『ごきげんよう。美人は目立って大変ですわ』みたいなことを素で言えちゃうくらい、自信に溢れていたし、満ち足りていた時間だったと思います」

◆異性としてみられることが辛くなった

 だが、Chipicoさんはある悩みも抱えるようになっていく。

「私が高校中退で、自分でお金を稼いで大学に通っていた事情を知る男性たちが『支えたい』と、よくご飯なんかを奢ってくれて。私は言葉の裏を読まずに素直に受け止めるタイプなので、友人としての信頼関係を築けているつもりで、ありがたくお世話になってました。

 だけど突然、『そろそろ俺の気持ち伝わった?彼女になってほしい』と異性としての思いを伝えられることが多くて……。当時は恋愛や性愛への意欲が低かったので『聞かなかったことにするから、友人関係を続けてほしい』と頼んでいたんですが、結局は相手にフェードアウトされてばかりで、疲れてしまったんですよね」

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