ドジャース補強候補に「鈴木誠也」が急浮上。大谷翔平らと共闘で16年ぶり“日本人カルテット”誕生はあるのか
日刊SPA! / 2024年12月26日 8時48分
写真/産経新聞社
ワールドシリーズからまもなく2か月。野球界最高峰の舞台で対峙した伝統球団のドジャースとヤンキースは、いずれもビッグマーケットに本拠地を置くだけに球団価値も高く、資金力も豊富だ。
日本のプロ野球ではこのオフ、巨人とソフトバンクが金に糸目をつけない補強を敢行しているが、メジャーリーグで毎年のように目立つのはやはりドジャースとヤンキースの積極補強である。
ヤンキースは先週末に、カージナルスからFAとなっていたベテラン一塁手ポール・ゴールドシュミットと1年1250万ドル(約19億円)で契約に合意。これでアーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントン、コディ・ベリンジャーに続く4人目のMVP受賞者がヤンキースに所属することとなった。フアン・ソトが抜けた穴を埋めるべく、今後も更なる戦力アップを図っていくだろう。
ヤンキースに史上7組目のMVPカルテットが誕生したが、2年連続世界一を狙うドジャースも対抗するように日本人カルテットを誕生させるかもしれない。
◆鈴木誠也がドジャース補強の候補に
今季は大谷翔平と山本由伸の日本人選手2人が所属したドジャース。温暖な気候や日本からのアクセスの良さも相まって、これまで多くの日本人選手がドジャーブルーのユニホームに袖を通してきた。
1990年代後半にトルネード旋風を巻き起こした野茂英雄に始まり、石井一久、斎藤隆、黒田博樹、前田健太、ダルビッシュ有など、いずれも日米で成功を収めてきた面々だ。
ヤンキースに負けじと補強に動いているドジャースだが、今季、大谷に次ぐ33本塁打を放ったテオスカー・ヘルナンデスの流出が現実味を帯びている。FAとなっている本人は残留を熱望しているとされるが、球団側と選手側が希望する条件に隔たりがあり、再契約の交渉は進展していない。そのためチームはテオスカーの代役となり得る右打者の獲得を検討しはじめたようだ。
米スポーツ専門サイト『ジ・アスレチック』のケン・ローゼンタール氏によると、パドレスからFAとなっている金河成や、ルイス・ロバートJr.(ホワイトソックス)のほかに、鈴木誠也(カブス)もドジャースの補強候補に挙がっているという。
長打力ではテオスカーにかなわない鈴木だが、カブスで過ごした3シーズンでメジャーの水にも徐々に慣れ、成績は右肩上がり。強打者がそろうドジャース打線に入れば、本塁打も25~30本を期待できるかもしれない。
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