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松本人志の復帰プラン『笑ってはいけない』や『すべらない話』の新作も?「ダウンタウンチャンネル(仮)」に期待してしまう理由

日刊SPA! / 2024年12月27日 15時48分

まだ構想中だとしながらも、松本は「ダウンタウンを見るならここという独自の基地局」と説明している。吉本興業はメディアの取材に、来春に相方である浜田雅功とともに、テレビやYouTubeチャンネルではない「月額制の独自のプラットフォーム」で復帰を計画していると説明している。

この「ダウンタウンチャンネル(仮)」は、どういったサービスになるのか? 説明を見る限りでは、会員制オンラインサロンだと推測できる。芸人で言えばキングコング・西野亮廣や、オリエンタルラジオ・中田敦彦のサロンが有名だが、実はアイドルや俳優などさまざまなタレントが有料のサロンを運営する、おなじみのサービスだ。松本も、ダウンタウンとしてオンラインサロン的なサービスを展開すると思われる。

◆テレビでは表現できない過激なネタも?

では、コンテンツは何を配信するのか? 松本はインタビューで「週に何本か見てもらえる番組も作りたい」と語っている。「番組」という言葉を使っていることから、かなり本格的に作り込まれた映像コンテンツになることが予想される。

そもそも、吉本興業は映像制作も行える会社であり、現在は「FANY(ファニー)」と名付けたエンタメ専用のプラットフォームを展開中。松本が考える映像コンテンツを作り出せる力を会社が持ち、さらにプラットフォームの運営サポートもしっかりできる。コンテンツも、かなり凝ったものになるのは間違いなさそうだ。

また、インタビューで、松本はかなり熱っぽくテレビの現状に対して持論を展開している。テレビとの決別では無いとしながらも、言葉狩りを受けているようでメディアとして置かれている状況は厳しいと発言。

そのうえで、「お客さんから直接お金をもらってスポンサーになってもらう」とチャンネルを説明している。踏まえると、テレビでは表現できない過激なネタも、「ダウンタウンチャンネル(仮)」では展開することが予想される。

◆歴史を作り変えてきた松本が最後に何を生み出すのか?

具体的には、「ダウンタウンチャンネル(仮)」はどんなサービスになるのか。間違いなく、お笑いの歴史をかえるようなサービスになるだろう。そもそも、松本はさまざまな笑いのフォーマットを確立してきた芸人だ。

90年代には、個人でビデオ作品『ダウンタウン松本人志の流 頭頭(とうず)』、『HITOSI MATUMOTO VISUALBUM』など、コントやネタを披露する実験的な作品を販売。さらに、大喜利を進化させた『一人ごっつ』(フジテレビ系)、トークの新たなフォーマットを作った『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系)、大喜利の進化系『IPPONグランプリ』(フジテレビ系)を制作している。

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