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大谷の愛犬「コイケル」知名度急上昇で「保護犬団体が頭を抱えるワケ」。飼い主が迷惑行為を受けるケースも

日刊SPA! / 2024年12月28日 8時54分

◆飼い主が語る「コイケルを飼うことの難しさ」

「どの犬種でも同じですが、特にコイケルは衝動的に飼い始められるような犬ではないです」

 そう話すのは、都内でコイケルを飼っている主婦のAさん。旦那さんと娘さんの3人暮らしのAさん宅に、コイケルを迎え入れたのは4年ほど前のこと。その2年前から、犬を迎えるための勉強を始めたという。

「家族で何度も話し合った結果、コイケルをお迎えしようという話になりました。ブリーダーさんに問い合わせると2年待ちとのことだったので、お迎えするまでの2年間、自分たちなりに犬を飼うことについての勉強をすることにしたんです。アレルギー検査を受けたり、犬に関する本をひたすら読んだりと、家族3人で多くのことを学びました。特に保護犬団体さんから一時的に保護犬を預かる『預かりボランティア』では、“犬はかわいいというだけではない”ことを学ばせていただき、お迎えするまでの2年間でリアルな犬の経験値を積むことができたと思います」

◆なぜコイケルを迎えることにしたのか

 数多くの犬種がいるなか、希少な犬種であるコイケルを飼うことにしたAさん一家。2年待ちのなか、なぜコイケルを選んだのだろうか。

「主人はボーダーコリー、子供はチワワ、私は柴犬がいいんじゃないかと、最初はそれぞれが異なるタイプの犬種を欲しがったんです。うちのライフスタイルに合う犬はどの犬なのか、10年20年と一緒に過ごしていくうえでのメリットデメリットなどを話し合った結果、コイケルがピッタリなのではないかという結論に至りました」

 またAさんは、「飼う前に、生まれてくる子の母犬やおばあちゃん犬にも会いに行きました。犬種の特性だけでなく、実際に生まれてくる子との相性を考えることも必要だと思います」と続けた。

◆コイケルを飼う大変さ

 そして満を持してコイケルを迎えたAさん一家。実際に飼っているからこそわかる、コイケルの特徴を聞いてみた。

「ひとことでコイケルと言っても個体差もありますので、あくまでうちのコの場合ですが……。まずは吠え声が意外に大きいです。そして家族以外にはなかなか懐かなかったり、甘えん坊でお留守番が苦手な面もあります。コイケルオーナーの方が『柴犬とボーダーコリーを合わせたような犬』とおっしゃていて、まさにそれだなと思いました」

 また、コイケルはスポーツドッグのため、他の犬と比べて運動量を多くしなければならないという。

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