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“全国65店舗出禁のパチプロ”が「年末年始に勝つための立ち回り術」を解説。「普通は勝てない時期に勝つ方法」とは

日刊SPA! / 2024年12月28日 8時28分

“全国65店舗出禁のパチプロ”が「年末年始に勝つための立ち回り術」を解説。「普通は勝てない時期に勝つ方法」とは

パチンコ雑誌のDVDやYouTubeなどで、パチンコ台の解説の仕事も行っているミネッチ氏

 パチプロ歴20年、パチンコ雑誌やパチンコYouTubeチャンネルなどで活躍しているミネッチ氏。日刊SPA!では、全国65店舗のパチンコ店から出入り禁止を言い渡された経験談コラムや、パチプロとしての攻略系記事などを掲載している。
◆パチプロが教える「年末年始の立ち回り術」

 年末年始は「時間があるからパチンコ屋に寄ってみよ〜」という軽いノリの人が増えるから、玉を出さなくても客がつく。いわゆる「入れ食い状態」なので、パチンコ屋は釘をアケる必要がない。

 そのため、打つ側としては「稼ぎにくい時期」といわれており、無策で打ち続ければ財布の中身がカラッポになってしまう。それでも遊技する予定があるのならば、この機会に「戦略的なパチンコ」というジャンルに触れてみてはいかがだろうか。直近にグランドオープンした店のデータを採取したので、その狙い方も考案していく。

◆パチプロが説く「回転率の重要性」

 一般的には「1,000円で何回、液晶を変動させられるか」という数値が回転率といわれており、パチプロたちは高回転率の台を探して勝負を挑む。たとえば1,000円で20回転まわる台と、15回転しかまわらない台があったとする。この「たった5回転の差」がどれくらい遊技に影響するか、ご存じだろうか。

 朝から晩までパチンコを打つと、おおよそ2000回転は通常回転をプレイする。それを1,000円あたりの回転数で割り、投資額を算出してみると……

・回転率20回の台なら:2000÷20回≒100,000円

・回転率15回の台なら:2000÷15回≒133,333円

 なんと、3万円以上の差が生じてしまう。しかもデジタル抽選のパチンコは完全確率なので、回転率を重視するだけでも投資の軽減になることは明らか。だから「回転率なんて関係ないよ〜」と闇雲に打ち続ける行為は、地雷の上をスキップで駆けるも同然。

 なんとなくでも「良釘」「悪釘」を判別して、「この台、まわらないな~」と感じたら撤退する潔さが、投資の軽減に直結する。それでは、さっそく高回転率台にありつくための戦略を練る。

◆年末と年始、どちらが勝てるのか

 まずは日付けごとの還元率を予想して、おおまかな立ち回りをイメージしておく。これを頭の片隅にでも入れておくだけでも、効率的な押し引きができるはずだ。

・12月24日~31日:攻めの期間

 クリスマス前後から年末にかけて、グランドオープン店舗や周年記念日を徹底的に狙う。SNSでのリアルタイム情報収集が鍵となる。新規店舗は還元を優先する傾向があるため、強気に攻めたい。

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