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「KEIRINグランプリ2024」有力選手に不安要素?静岡競輪マスターの「競輪予想漫談師」が徹底解説

日刊SPA! / 2024年12月29日 8時20分

 また、唯一3車となる南関ラインについて、「ラインの強みをしっかりと活かした王道の走りをする可能性が一番高い」と店長氏は予想する。

「今年もさらに賞金が増えているので、もちろん全員が優勝したいハズですが、自分じゃない場合はせめて自分のラインから勝者を出したいという思いも当然あるでしょう。そんな“ラインの走り”をやるとしたら、南関ラインしかないと私は考えています。そうなると郡司選手が圧倒的に有利になりますよね」

◆単騎の2選手はどうなる?

 次に単騎の清水選手と新山選手に関して。単騎はラインの強みがない代わりに自由に立ち回れるのがメリットとなるが……。

「単騎で勝つとなると、良い位置を取って展開が向いた時に捲りで決める感じになると思いますが、眞杉選手も中団以内がほしいはずなので、位置取りでバッティングする可能性があります。バッティングしないところで一番良い位置はどこか考えると、脇本選手よりは前となりそうですが、よくても6番手くらい。南関がブン駆けするかもしれないし、中団を眞杉選手に取られるかもしれないと考えると、その位置から単騎の選手が捲って勝つのはちょっと考えづらいですよね」

◆2車を軸にして手広く攻める!

 各選手の特徴や想定される動きを踏まえたうえで、いざ店長氏が狙う車券のフォーカスはどのようなものになるのか。具体的な買い目について聞いてみた。

「北井選手がしっかり駆けて郡司選手が後ろを見ながら抜け出す……なんてパターンになった時に、一番怖いのが捌きもできる眞杉選手。なので、私は③・④の絡みを3連単でマルチ気味に打つか、3連複でまとめるかのどちらかにする予定です」

<店長氏フォーカス>

・3連単(42点)
③④ー③④ー全

③④ー全ー③④

全ー③④ー③④

・3連複(7点)

③ー④ー全

◆3連単にこだわらず、車番買いも大アリ

 3連単とはいえ42点は少々買い目が多い気もするが、誰が勝っても不思議ではないグランプリだけに、特に3着を絞って的中させるのはハードルが高いのも確かである。

「車券を買われる方にお伝えしておきたいのが、今年のベスト9が走るだけに誰が優勝してもおかしくありません。なので、3連単で取ろうと思ったら3着は広げて流すか、軸を決めてマルチで手広く打たないと難しいでしょう。もちろん、3連単が一番売れるのですが、あまりそこに固執せず、3連複とか2車単、2連複も視野にいれて効率良く儲かるように打っていただきたいですね」

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